【日ごとの糧】(ローズンゲンによる)
2024年5月18日
主は言われた。「わたしは、エジプトにいるわたしの民の
苦しみをつぶさに見、追い使う者のゆえに叫ぶ彼らの叫び声を聞き、
その痛みを知った。
(出エジプト記3章7節)
もし、兄弟あるいは姉妹が、着る物もなく、その日の食べ物にも
事欠いているとき、 あなたがたのだれかが、彼らに、
「安心して行きなさい。温まりなさい。満腹するまで食べなさい」と言うだけで、
体に必要なものを何一つ与えないなら、何の役に立つでしょう。
(ヤコブの手紙2章15-16節)
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神様は民の苦しみを見、その叫び声を聞き、その痛みを知り、彼らを
その地から連れ出すためにモーセを選び、ことを起こしました。
それはまさに歴史を動かす大きな出来事でした。エジプトの王を
屈服させることができる存在などその周辺にはいなかったでしょうから。
神は民の苦しみを知り、行動しました。
ヤコブは口先だけで「安心」を伝えながら何も行動しないなら、それは
なんの役にも立たないと非難しています。
行動すると言ってもそれぞれに限界がありますから、皆同じことは
できませんが、その心と思いを行動することで表明することは大事なことですね。
その人のために祝福を祈ることは決して小さなことではありません。
それ自体大きな行動なのだと思います。
さらに、祈りながら気付かされて別の行動につながったら
相手への思いが具体化しますね。
私たちは「関わり」の中に生きていますので、その関わりが継続するように
願いつつ、行動ができたら良いですね。
もうすでに、皆さんがいろいろな行動をしておられると思いますので
ある意味では「今さら」という感じかもしれませんが、お互いに
「生きることを励ましあえたら」嬉しいですね。
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歌は「God Bless You」
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