【日ごとの糧】(ローズンゲンによる)
2024年2月10日
わたしの口は恵みの御業を
御救いを絶えることなく語り
なお、決して語り尽くすことはできません。
(詩編71編15節)
力ある方が、
わたしに偉大なことをなさいましたから。
(ルカによる福音書1章49節)
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「恵みのみわざ」「御救い」を絶えることなく語ったけれど
まだ語り尽くすことができないと詩編の作者は書いています。
マリアは「神様が偉大なことをしてくださった」と語っています。
あなたの人生の中で「語り尽くすことができないほどの嬉しい出来事」
「絶えることなく語りたい素晴らしい出来事」って何かあるでしょうか。
また、あなたの人生を振り返って「あの出来事は本当に偉大な出来事だったな」
と感じられる出来事って何かあるでしょうか。
別にドラマチックな出来事でなくても、振り返って「こんな嬉しい出来事が
ありました」と語れる内容を持っているとしたら、それは素晴らしいことだと
思います。
実は私たちの命が保たれ、生き続けることができていることも、偉大な出来事であり、
恵みの出来事だと思いますね。
私たちが神様に愛されていること、罪が赦され神様との和解が成立し、神の家族として
受け入れられていることもとてつもなく偉大な出来事だと思います。
わたしは最近、振り返ってみて「あの人に会えたこと」「あの人が紹介してくれた
この人に会えたこと」「その人を通して新しい道がひらけたこと」などなど
人との関わりの「点」が振り返ってみて「線」になっており、まったく無駄な出来事や
出会いはないのだなと強く感じています。
自分の出来事の中に「自分の力や発想」を超えた何かが起こっているということは
静かに自分の出会いを振り返ってみたらすぐに気づけるかもしれません。
それを可能にしてくださったのは神様ご自身ですよね。
そうだとすると、わたしたちひとりひとりもずいぶん大きな出来事に
触れていることになりますね。
嬉しいことです。
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歌は「主よ、恵みのみわざを」
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