やまだまんの『死ぬまで文武両道!』 -42ページ目

【ダークツーリズム】靖国神社(中編)


今日は、ダークツーリズム第一弾!
靖国神社へ行ってきました。

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道を歩けば、ここにも菊花紋章!
さすが靖国神社と思いながら入場です。

と思ったらここは南門であることに気づいて、慌てて正面に戻る。これだから初心者は困るw

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明日は東京マラソンだし、皇居も近いのでランナーがたくさんいました。靖国の精神で走るのでしょうか?

正面から本殿に向かうまで、いろんな慰霊碑を見て回る。普通に見てもつまらないので1945年を境にして分類。

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ちなみに道の脇にはハト派がたむろってますw

まず終戦前の慰霊碑

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日露戦争 常陸丸殉難記念碑

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第一次世界大戦 田中支隊忠魂碑

具体的な話も添えていて、どれもかわいそうな戦死って感じだ。最前線の慰霊碑が無いことが気になる。


そして終戦後の慰霊碑

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慰霊の泉
慈愛に溢れた母を抽象的に表現したものらしい。もはや抽象的すぎてよくわからない。

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更に、馬の慰霊碑

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ヤケクソにしか見えない。
『かわいそうなぞう』にでも影響されたんだろうか?これも時代の流れを良く分かっている乃村工藝社の仕事?


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本殿前に向かうと『英霊の遺言』っていうのがあった。これは毎月変わるらしい。

日本語で読めば深そうなんだが・・・

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英語訳を読むと洗脳されているようにしか思えない。お前、大丈夫か?って説き伏せてやりたくなる。

最後の『では靖国で』
これが強烈すぎる。事前に調べていたのだが、この靖国の精神というやつが抽象的すぎて非常に厄介である。期待が一気に高まってきた。一方で、横では中国人観光客が記念撮影をしているが、別に怒っていなかった。

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参拝してから

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本日の目的地『遊就館』へ。

戦後70年ということで『私たちは忘れない -感謝と祈りと誇りを-』というのが上映されていたので見てみる。

お話はお決まりの原爆から始まった。そして日清戦争、日露戦争、満州事変、盧溝橋事件、第二次世界大戦と話が進む。

大まかに纏めると、いつも日本は戦時も平和的であって、好戦的でなかったけど、しょうがないので戦争をしてしまった。正しい戦争を主張するような感じで、戦後の共産党みたいだ国民も本当は戦争をやりたくなかったけど、兄弟を思い愛する家族のために、国の安全保障のために戦った。自己防衛なのに、東京裁判で不当に侵略とされてしまった。昔から日本は平和しか願ってなかったんだという、いかにもおじさん、おばさんが好きそうな涙のストーリーだ。ほんとか?

だんだん内容がおかしくなってくる。
大東亜戦争はアジア安定のための戦争だったらしい。日本が負けたらアジアは永遠に植民地になってしまう。アジアのために日本は戦ったのだと。ちなみにアメリカが属する連合国には中国がいる。っていうか、アメリカが参戦する前にどこと戦ってたんだっけ?

更におじいちゃんが『国営の靖国神社で平和を・・・(※)』と話して、感動のクライマックスへ向かう。ちなみに靖国神社は国営ではない。
※ソッコーで頭の中でツッコミを入れてしまったので、何を言ったのか聞き逃した。

そしてトドメの一撃。
『戦争は良くない、けどやるなら勝て』
これで右も左も満足だ。右にも左にも優しいストーリーだったが、行ったり来たりで疲れた。

つまり靖国神社の掲げる思想って、日本の戦争は侵略ではなく、安全保障の為なので無実。平和のための戦争で戦犯でもない。国を作った英霊を靖国で祀ろう。って感じかな?自分の知っている戦争とだいぶ違う。

違うってことは、つまり歴史を一つにするのはむずかしいのだ。日本がなんと言おうと、世界では一般的に侵略として認識されている。これは戦勝国である中国が主張しているからに他ならないが、中国から見た正しい認識だと思う。正しい事は一つじゃない。更にもう一つ確かな事は、靖国神社が国営でない以上、日本という国のスタンダードではない。

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展示もぐるっと一周。

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ゼロ戦や人間魚雷『回天』なんかも展示されてて、軍事マニアも楽しめそうだ。回天って、予想以上にデカかった。お土産も充実している。
※館内は撮影禁止なので撮れる写真で代用した

英霊達のプロマイドコーナーを抜けると、最後に特設コーナー『英霊に送る手紙』があった。明るい戦争の狂乱っぷりがあるかと期待しちゃったが、戦後70年のコーナーは恐ろしく無難であった。いわゆる現代版だ。

優秀作品をサッと読んでいく。だいたいどれも父母、兄弟への思い。家族を大切にする心みたいな手紙が永遠と展示されていた。例えば、両親から授かったいのちを、これからも大切にしていくよ、とか。おじさん、おばさんが感動のあまり涙を流しそうだ。このコーナーは現代版靖国の精神であって、戦時中の靖国の精神はなかった。

ちなみに戦時中の優秀作品ってこんな感じ。
※一部固有名称変更、現代文に変更

お父様、私はお父様にお手紙を書くのが嬉しくてたまりません。お父様が、遠い世界で亡くなられてから、もう7年が経ちます。早く大きくなって、お母様の手伝いをしたいと思います。体が弱いのでもっと丈夫になって、女の兵隊さんになってお父様の仇を打ちます。桜が咲くと、お母様が靖国神社に連れて行ってくれます。桜咲いたら、お父様にお目にかかれるのを楽しみにしております。桜の咲くまでさようなら。

書いたのは小学一年生である。
まだ他にも、夫人の受賞挨拶はこんな感じ。

私共はただ子供をお国の子として護り育ててきたに過ぎません。その子供達が、大東亜の陸に海に空に、逞しい肉弾となって突っ込んでいく姿を瞼に描きますとき、よくぞこんなに立派になってくれた。とただ感謝に眼がうるむのでございます。

肉弾・・・。
これが戦時中の靖国の精神である。

遊就館をそのまま鵜呑みにすると、日本はもっと強く主張しなくちゃいけないんだ!えいえいおー!!みたいな人がきっと育つ。実際にそんな感じのおじいちゃんがたくさんいた。歴女っぽい人もいた。歴女は可愛かったw

かなり暴走気味に盛り上がった感想文なので、後編としてちゃんと纏めようw