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あーちゃんが認知症になってから、認知症になる前にああしておけば良かったこうしておけば良かった、ということが沢山あった。
お恥ずかしながら、任意後見人制度のことも相続人排除のことも、あーちゃんが認知症になって色々調べていて初めて知った。
そして、それらを知ったときには手続きをするにはあーちゃんがあまりにも頼りない状態になってしまっていたんだよね。
とはいえ、たとえそれらを元々知っていたとしても、娘たちが勧めたとてあーちゃんが手続きをしたかは定かではない。
実際、昔から度々自筆遺言書を作っていたあーちゃんに、抜けがあって有効にならなくては意味がないから公正証書遺言を作ることを勧めたことがあったが、「(そこまでやらなくて)いいわよ!お金がかかるもの!」と言ってやりたがらなかった。
それでも、本人的には色々備えていたつもりだったと思うのよ。でも、保険の特約も寝たきり特約のみで認知症特約はつけていなかったから全く役に立たなかった。
そして面白いことに、たんたんも寝たきり特約を付けているけど認知症特約は付けていないのよね。
みんな「自分が認知症になるわけがない」と信じているものなのね…。
色々な原因で動けなくなった時や、亡くなった後のことに備えるために、親子で話し合っておくというのが理想だと思う。
だけど元気なうちは子供から切り出しにくいし、高齢になってからだって下手すりゃ親にキレられかねない。
あーちゃんは老人ホームに入ってからまでずっとこう言い張っていたし、
たんたんは車椅子に乗って介護タクシーで連れて行ってもらった銀行ですら、
親に年老いた自覚がない以上、話を切り出すタイミングが難しいのよね。

ちゃんと決めておくのはお互いのためだと思うんだけど、なかなかそう上手くはいかない。
これって、親と子の永遠の課題かもしれないね。
自分は子供に出来るだけ負担をかけないように整えおかなくちゃいけないなー。
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