毒親育ち | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

ご訪問ありがとうございます!
以前から時々、
「よく毒親だった人を優しく介護出来ますね。私にはどうしても無理です」
というようなメッセージをいただく。
なーにゃんとワフウフを褒めてくださり、ご自身を卑下するニュアンスの方が多いのだが…。

よく考えてみて?
ワフウフたちは確かにあーちゃんの面倒は見ているけど、独居老人のたんたんは弱音を吐かれても放置してるよ?
ちゃんと介護してないよ〜?
威張ることでもないが。笑


道義的には年老いた自分の親の面倒を見るのは当然なのかもしれない。
でも、親子関係なんて人それぞれ。
自分を精神的に、肉体的に、虐げてきた親の面倒をみることが当然だとはワフウフには思えない。

親子関係が上手くいっていたとしても、様々な事情で介護が出来ない方もいるし、
一方で、親子関係が上手くいっていなくても、自分の親じゃなくてもやむを得ず介護している方がいるのも事実で、
介護のあり方なんて結局は人それぞれだよね。


介護ブログを書いているのに言う事じゃないかもしれないけど、介護するって当たり前のことじゃないと思う。
当たり前に出来る環境や精神状態の人ばかりではないと思うの。

でももちろん、お父さんやお母さんを大切に思って一生懸命に介護している方のことは尊敬するし、
そんなに素敵な親子関係の中で育ったんだなあと羨ましく思う。


あーちゃんはたまたま、認知症で可愛らしい甘えん坊さんに変化していったからまだ良かったけど、暴れたり暴言を吐いたりするタイプだったら面倒を見れていたか分からない。

そして、何も出来なくなって人に頼りきりなあーちゃんをあからさまに虐げていたたんたんがいたからこそ、ワフウフたちはあーちゃんを守らなくてはと思った。

だけど理解力も記憶力も無くなったあーちゃんは素直にワフウフたちの言うことを聞いてくれるばかりでもなく…
その当時のことを思い出すと未だにしんどさが蘇ってくるほど、大変だった。

正直、「どうしてあんな育て方をされたのにここまでしてあげなくちゃいけないんだろう」と何度も思った。何度も投げ出したくなったよ。

そして、いくらあーちゃんをたんたんから救いたいと思っても、
なーにゃんとふたりじゃなかったら、最後までやり遂げられていたか自信がないよ。


ワフウフたちの両親は、ふたりして違うタイプの毒親だった。
そして、ワフウフたちは毒親だったとしても、母親であるあーちゃんの介護はしているが、父親のたんたんには関わるつもりはない。
これからも。
ひとつの家庭の中でも介護するかしないかは親子関係によって違う。


何が言いたいかっていうと…
毒親だったあーちゃんの面倒を見ているワフウフのブログを読んでも、
「こんな親の介護は出来ない!」とか、介護はしていても「優しくなんか出来ない!」と思う自分に後ろめたさを感じたりしないで欲しいってこと。
親子関係がそれだけのものだったっていうだけのことなんだよ!
あなたが悪いわけじゃないよ‼︎


介護に対する考え方は人それぞれ。
老人ホームに入れたことを「親を捨てた」と受け取る人もいる。
そんな人から見たらそもそも、ワフウフは介護なんてしていないようなものなのに、分かったように介護日記ブログを毎日更新しているわけだしねー。

とはいえ、それをディスられる謂れもないけどね!


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