無法地帯 | アルツフルデイズ

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アルツハイマー型認知症になった実母のことと、
アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねます

あーちゃんの話ではないのだが、お年寄りの話。

ワフウフが住んでいる町は、なんだかやけにお年寄り人口が多い。昔からある、一軒家の多い住宅街だからだろうか。

今はだいぶ変わったのだが、引っ越して来た当初は町内会で同じ班になる8世帯のうち、4世帯に80歳以上のお年寄りがいた。
班長になって町内会費を集めに来たおばあちゃんは8世帯で1年ごとに順番に班長が回って来ることを教えてくれたが、
とコロコロ笑ってらしたが、
ごめん、それ笑えないから!
(ちなみにそれから丸4年経ちましたがまだご健在です 笑)
まあ、例えとしてそれくらいお年寄り率が高いのだ。

お年寄りだから、と十把一絡げにするつもりはないのだが、お年寄りのマイルールにこちらがやりにくいことも多い。

例えばスーパーでレジに並んでいても
(マクドナルド方式)
すごい普通に順番待ちの列の前を横切って横入りされる。
自分が横入りしているという認識もないのかもしれない。でも、ちゃんと並んでいる方からしたらやっぱりムッとする。

スーパー狭い通路で、もちろんなるべく道を譲ってはあげるんだけど、例えば後ろにも人がいて後ろに下がれないこともある。
それでも自分のカートをワフウフのカートにガンガン当てて無言で「下がれ!」と圧をかけてくるお年寄りも多い。
先日は何種類かのちりめんじゃこのパックをあけてひとつまみずつ口にして、首を傾げてパックを閉じて去っていったおばあちゃんもいた。
え?味見⁉︎それアリなの⁉︎←もちろんナシ。

1番ムッとしたのが、
ワフウフが道を歩いていて、右前から杖をついたおじいちゃんがよろよろと歩いて来たので左側に避けようとしたら、左の角から車椅子の人が曲がって来たので避けきれずに杖のおじいちゃんを立ち塞がる格好になってしまった。
車椅子の人が通り過ぎてから、ワフウフは急いで左側に避けたのだが、
杖のおじいちゃん、自分の進路を阻まれたと思ったのかワフウフに
と怒鳴り、睨みつけながらよろよろと去って行ったのだ。

身体の弱ったお年寄り、労わるのは当たり前だと思ってるよ。
でも、なんかおかしくない?
見知らぬおじいちゃんに怒鳴られるようなこと、ワフウフはしたかしら??
全て譲ってもらうのが当然と思うのは違うんじゃない?

あーちゃんを見ていると、周りがまったく見えてないお年寄りが多いのも分からないでもない。周りが見えていないからこそのお年寄りのマイルール。
でも、マイルールを振りかざされるこちらからすれば、ここは無法地帯か⁉︎と思えてしまう。
これから高齢化が進み、日本はどんどん無法地帯と化して行くのかしら…。
憂いていられるうちが華かな、自分もあっという間に高齢者の仲間入りだよね。


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