半醒半睡。 -217ページ目

半醒半睡。

夢か現か・・・日々この連続

 

ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの新冒険


・・・新冒険・・・?・・・( ̄ω ̄*)ウーン・・・ま、納得しとこう。

この作品は短編で構成されています。

メインキャラクターは保住くん。
いろんな場所で、相変わらず事件に巻き込まれています。


今回は作品のご紹介のみ・・・と言うことで<(^∀^*)ゞ




・保住君の新学期 騒々しい幽霊
・保住君の五月病 奇妙なロック歌手
・保住君の夏の思い出① 海の誘い
・保住君の夏の思い出② 高原の輝き
・保住君の秋のお洒落 注文の多い理髪店
・保住君の学園祭 戸惑う婚約者
・保住君の年の暮れ 怪しいアルバイト

 

 

 

 

 

 



副題が『ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの冒険』と銘打っているように
関西弁で、まるで漫才のようなやりとりで書かれています。

読み始めた時には、これでミステリーなの?と、思わず疑ってしまったほど。

「」・・・ようするに会話のみ。
ト書きは一切ありません。
これが息をつく暇も与えてくれず、おかげで一気に読み切ることができました。

主役のボケ・ホームズは、東淀川大学に通う大学生の保住純一。
そしてツッコミ・ワトソンは同じく東淀川大学の大学生和戸晋平。
和戸晋平が話を展開させていく中で、保住純一がボケまくる・・・
しかし、ボケまくるだけではなく、きちんと事件を解決していくのです。

それにしてもまぁ~駄洒落のオンパレード!
テンポの良い関西弁との見事なコラボレーションが面白いのなんの!
寝ながらの読書なのに、すっかり目が覚めてしまいました。



東淀川大学の守屋教授のゼミで、ロンドンへ旅行に行くこととなった。
参加することとなった和戸晋平は旅費を調達するためにアルバイトを始めるが
このアルバイトが少しばかり胡散臭さを感じるものだった。
朝晩2回、犬の散歩をさせるだけで2万円の報酬が貰えるという。
しかし、不審な男に付けられたこと以外は特に問題はなく
旅費を調達した和戸は仲間と無事にロンドンへ旅立っていった。

汗水垂らして・・・ではなかったが、せっかく参加した旅行。
大いに楽しまなくてはいけない。
そんな時に事件が起こる。



・その一 番犬騒動
・その二 洋書騒動
・その三 煙草騒動
・その四 分身騒動

 

 

 

 

 

 

 


キリコの兄、夕刊サンのデスクである可能克郎からの依頼で
夕刊サン主宰のカルチャースクールの講師を頼まれたポテトこと牧薩次。

参加者が7人しか集まらなかったために
ミステリー教室の開講予定は消滅してしまった・・・が
そこは元々がミステリー好きの参加者達。
自主的に集まっての会を開くことになった。


会の参加者で最年長者である長尾将治を中心に
メンバーが集まりそれぞれの作品を披露することとなった。


しかし、メンバーの一人、小早川佳那が
自作の『湯河原温泉殺人事件』と全く同じ状況で殺された。

湯河原の万葉公園で
カラオケのマイクを持った状態で殺された少女を描いた作品だったが
作者である彼女も同じように万葉公園で
バッテリーの入っていないマメカラを手にして殺されていた。

高杉運輸という会社に勤務していた彼女はそこの会長に可愛がられていたが
なぜか専務である土岐光正と交際していることが発覚。
土岐がグレイゾーンに入ってはきたが彼が犯行を犯す理由に
イマイチスッキリしないポテトとスーパーは事件の真相を追求するべく
彼女の書いた原稿の後半部分を探すが、なぜか紛失してしまっていた。


犯人が捕まらないまま、もう一つの事件が起こってしまう。


第二の被害者は同じくメンバーの一人
カルメンと呼ばれていた19歳の桑山美澄。

『丹後半島殺人事件』という彼女の作品そのままに
千歳烏山のマンションで、場所こそ違うが密室でのガス爆発によって死んだ。

事件の直前に起こった盗難事件。
フロッピーディスクが入ったままの彼女のワープロが盗まれた。
長尾からワープロを借りて作品の手直しをし、
メンバーに披露するべく張り切っていた美澄だったが・・・

しかし・・・彼女は爆発前に死亡していたことが判明。
上顎の内部に毒が塗られたダーツの矢が打ち込まれていたこと
右手に、本から1ページ破りとったものを握っていたこと
ポテトとスーパーは残りのメンバーと共に事件を推理していく。

そして美澄の通夜の場でその真相が明らかになる。


・プロローグは死体から
・第一章は挨拶から
・第二章は悲劇から
・第三章は盗難から
・第四章は情報から
・第五章は解決まで
・エピローグは結婚まで