
副題が『ボケ・ホームズとツッコミ・ワトソンの冒険』と銘打っているように
関西弁で、まるで漫才のようなやりとりで書かれています。
読み始めた時には、これでミステリーなの?と、思わず疑ってしまったほど。
「」・・・ようするに会話のみ。
ト書きは一切ありません。
これが息をつく暇も与えてくれず、おかげで一気に読み切ることができました。
主役のボケ・ホームズは、東淀川大学に通う大学生の保住純一。
そしてツッコミ・ワトソンは同じく東淀川大学の大学生和戸晋平。
和戸晋平が話を展開させていく中で、保住純一がボケまくる・・・
しかし、ボケまくるだけではなく、きちんと事件を解決していくのです。
それにしてもまぁ~駄洒落のオンパレード!
テンポの良い関西弁との見事なコラボレーションが面白いのなんの!
寝ながらの読書なのに、すっかり目が覚めてしまいました。
東淀川大学の守屋教授のゼミで、ロンドンへ旅行に行くこととなった。
参加することとなった和戸晋平は旅費を調達するためにアルバイトを始めるが
このアルバイトが少しばかり胡散臭さを感じるものだった。
朝晩2回、犬の散歩をさせるだけで2万円の報酬が貰えるという。
しかし、不審な男に付けられたこと以外は特に問題はなく
旅費を調達した和戸は仲間と無事にロンドンへ旅立っていった。
汗水垂らして・・・ではなかったが、せっかく参加した旅行。
大いに楽しまなくてはいけない。
そんな時に事件が起こる。
・その一 番犬騒動
・その二 洋書騒動
・その三 煙草騒動
・その四 分身騒動