
これは『はせがけ』して自然乾燥させたお米です。
このお米はつやがあり、モチモチしていてとても美味しいの。
農家の方の話によると、はせがけすることで
稲に残っていた栄養分がしっかりお米に蓄えられるそうです。
ただ、手間がかかります。
機械化された現代では、コンバインで刈り取りから脱穀まで
一気に行ってしまい、それを乾燥機に入れて乾燥させます。
確かに機械の方が作業は早く、手間も時間も短縮されますよね。
でも・・・どうなんでしょう?
自然の風で気持ちよく乾燥したお米と
刈り取ってすぐに無理矢理乾燥機に入れられたお米。
お米ばかりではありませんよね。
ギュウギュウに詰め込まれた鶏舎で昼も夜もなく育てられている鶏の卵。
旬という言葉を死語にしてしまったビニルハウスで育った野菜。
狂牛病や産地偽装で散々騒がれたお肉。
温暖化の為に漁場がどんどん変化している魚。
それらをつかった加工食品もそうだし・・・
生産者の立場からすると「何言ってるんだ!」って怒られそうですが
現代人の贅沢がエコにストップをかけているように思えてなりません。
旬の食材があるからこそ、季節を楽しむことができる。
食べたかったものが食べられる喜びを感じることができる。
そして・・・感謝する心が生まれる・・・
話は全く逸れますが、私の友人のお嬢さんが小さいとき
「卵はどうやってできるか知ってる?」 との問いに
「工場で作ってるんだよね?」 と答えたんです。
「養鶏場・・・見たことないもんなぁε-(o´_`o)ハァ…」
「じゃぁ~鮭は?」
「んー・・・σ(´'ω'`;*)
鮭っておさかななの?おさかなに見えない・・・」
「切り身しか見たことないか・・・ハァ…(ノω=; )」
25年も前の話です。
その頃から既に始まっていたんですね...食に関してのいろんな問題。
最近食育が当たり前のように叫ばれていますが
この時は友人と共に色々と考えさせられたことを思い出しました。
身近に家畜はいないし田んぼも畑もありません。
大体はスーパーで手に入るものですが、その本体を知りません。
肉も卵も米も魚も・・・
農家さんや漁師さんの苦労も知りません。
飽食の時代と言われる現代では食べられることの有難みも薄れています。
美味しいもの安全なものは、手間ひまかけて作られます。
大量生産はできないし、時間もかかります。
食べ残しだの何だの・・・無駄にすることが多い日本人です。
美味しいものを食べたいし、食べるのは本人の自由ですが
そんなことを言っていたら、いくら『エコロジー』を叫んだところで
いつになっても変わらないと思うのは私だけかなぁ?
今だからこそ、食べ物を含め色々なものを大切にすることを知ってこそ
本当のエコになるのじゃないかと思うんですが・・・
でもねー難しいよね。
忙しい現代の主婦にとって、食事の準備は結構時間がかかるけれど
今一度、昔のように台所の達人になってみるのも良いのじゃないかしら?
上手下手の問題ではなく.....工夫の達人になるとかね( ̄ω ̄*)
私も今、少しずつですが始めています。
何から何まで全て・・・は出来ませんから、少しずつ。
せめて一つでも出来ることから始めたいと思っているんですよ。