主人公は横浜に弁護士事務所を構える京森英二。
訪れるのは高額の弁護士報酬など程遠いクライアントばかり。
その上、面倒な国選弁護の仕事が次々と入ってくる。
京森は事務所を維持する為に稼がなければならず
日々の小さな依頼をコツコツとこなす毎日だった。
将来を期待しつつ、当番弁護を受け被疑者の代理人として尽力する。
・・・とは言っても弁護士にあるのは正義ばかりではない。
弁護士には腕や人脈ばかりではなく要領の良さも必要なのかもしれない。
どんな職業もそうだけれど
要領の悪い人間はいつの世でも遠回りするものだ。
そんな自分に腹を立て、時には愚痴も吐きたくなる。
この作品の京森弁護士にもそんな人間の本音の部分が見えて
弁護士=クール
弁護士=金持ち
そんなイメージを離れた人間ドラマが繰り広げられている。
中嶋博行さんは横浜に事務所を持つ現役の弁護士。
以前読んだ『検察捜査』は江戸川乱歩賞を受賞しています。
殺人事件が次々起こる作品で謎解きするのも好きですが~(=^‥^A
こういう作品も大好きなジャンルの一つです。
*****収録内容*****
・不法在留 使用凶器 拳銃
・措置入院 使用凶器 鉄パイプ
・鑑定証拠 使用凶器 不明
・民事暴力 使用凶器 ナイフ
・犯罪被害 使用凶器 外科用メス






