若い頃の私は、どんな生活をしていただろう・・・と
恥ずかしながら最近になって昔を振り返ることが多くなった。
中途半端に時間が余り過ぎているという証拠だ・・・。
時間はいくらあっても足りないくらいだった昔が懐かしい。
考える余裕もなく(今も然程違わないけれど)
いや、考えることさえもせず
世の中の動きよりも自分のことで精一杯だった。
・・・なんだかね~
ふと、このようなことを思わせる作品だった。
島田荘司さんの作品は好きで随分読んだけれど
この作品は今まで読んできた作品群とはちょっと違う。
作者の長年の思いを吐き出したのでは?と感じた。
そして、それが私自身の半生を振り返る結果にも繋がった。
主人公の『わたし』は、物語の中の『わたし』なのか
作者自身の『わたし』であるのか
それとも読者である『わたし』・・・なのか・・・
