年末に実家へ帰るため、青春18切符でJR線に揺られて帰宅。
東京から山口まで約20時間。
とてもしんどい旅になるかと思いきや、なかなか有意義な電車の旅でした。
熱海のおおきな海に間近でみた富士山に胸がどきどきした。
飽きたらふて寝して、本とか読んだりして、贅沢な旅、だった。

電車の中で読んだ、坂口恭平さんの「独立国家のつくりかた」。
前から坂口さんの著書を読んでみたいと思ってて、
プレゼントでもらったので旅のお供に~と思って読んでたら。
おもしろくって一気に読んだ。
私が去年ずっと考えていたことが読みやすくまとまって
総集編みたいになってた。びっくり、びっくりした。
しかも2013年の締めくくりに読んだという、この偶然にちょっとどきどきして、
実家に帰っている間じゅう、この本のことが離れなかったな。
去年は未映子さんの曲のタイトル、
「僕はもう、うきうきしない」という
言葉がなんとなく何度も湧きあがった。
それでもって、「とかとんとん」という音もしょっちゅう響いてた。
しかしこの本を読んで私は完全に救われたし、確信した。
本当の貧しさってなんなのか、豊かさとはどういうことか、
価値について、物や人や事の価値ってなんなのか。
生きるということはどういうことなのか。
自分なりに答えが出たものもあるし、まだまだ分からないものもある。
きっと今年もどん詰まりになるだろう、絶望することだろう。
もううきうきすることは少ないだろう。
今の自分を恥じて、もっと考えなければならないことも多いだろう。
でも、私はきっと今年も私だと確信できる。
それだけでものすごい、救いだ。
エマル