高校生のころにバンドを始めて、曲作ったりセッションしたり
すごい楽しくって、楽しくって、楽しかった。
だけどなんとなくバンドマン達の閉鎖的な雰囲気が嫌になってきて、
馴れ合いが嫌になって、嘘くさいMCに反吐がでそうで、薄っぺらい歌詞が嫌で、
ちゃらちゃらしたいだけのやつらが嫌で、音楽マニアやと語りまくるやつらが嫌で、
あれはだめこれはだめと軽々しい批評を繰り広げるのや
私そんなアツくなったりしませんからとニヒリズムのさむい言葉を発するのや
良いものを良いと言わないのや、みんな批判するがあえて俺はこれ褒める、
みたいなのもさむくて、損か得かでものを考えてるやつも嫌で、
もうこんなんが嫌で嫌で、ライブにもあんまり行きたくなくなってた。
色々うんざりして、音楽のことはあんまり話さないようになった。
まぁ、こういうのはバンドに限った話じゃないんだけど。
けど、やっぱりバンド、うた、私はすごく好きみたい。
最近知った、下津さんの素晴らしいうたに衝撃を受けてから、
最近の色んなバンドの曲を聴きだし、ライブにも出かけるようになった。
才能ある人が歌うと、音楽聴くと胸が震える。
私、死ぬんだよ、いつか、今生きてるんだよ、とか思うんだった。
アルコールが身体に入ってるときと同じようになる。変なの。
だって、アルコールって自分と世界の境界線をぼやけさすのに。
赤ちゃんって生まれたばっかりは世界と自分との境界線が分からんらしく、
そしてそれはとっても気持ちいいことらしいよ。2chでたまたまみた。
それは本当かもしれんと思った。
アルコール摂るのもタバコ呑むのもドラッグやるのもただ眠り続けるのも
音楽聴くのもなんとなく自分を失くす作業みたいに思える。
自分を失くすっていうか、世界と一体になりたいっていう感じ。
自分と他人と、世界との距離を、境界線をなくす。
死んで、灰になってこの世界の一部に戻るっていうことをどこかで求めているのかもね。
最近は昔から思う、私って1この区切られた1、個人なのかっていう考えにとらわれてる。
1つの細胞1つの臓器1人の人間1つの地域1つの企業1つの県1つの国1つの星1つの世界。
1つの大きな世界は1つの小さな細胞かもしれないね。
私=世界ならば、昔は分からなかった、坂本龍馬や小林多喜二の生き方も、
案外分からなくもないかもしれないって思えてきた。
なんて、バンドの話がまたいつもの場所に戻るのでした。
まぁなんていうか、ライブに行ってびいる飲んだりしたいなぁって思った、っていう話だよ。
エマル