すべて真夜中の恋人たち | macaroomブログ

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先日、川上未映子の「すべて真夜中の恋人たち」読み終えた。
とっても、すごく、良かった。

今回の小説は未映子さんの短編小説「ポカリスウェット」でのテーマを
もっと広げて書いたような感じがしました。
ストーリーとしても面白かったし、私がこれまでずっとずっとずっと感じてきたことを、
ずっとよくわからないままにしていた思いというほど形にはなってないそれらを、
上手くこの小説が総まとめにしてくれた気がしてびっくりした。
未映子さん、わたしのこと書いてるのって思った。
macaroomカメラマンのみーくんも最近この小説を読み終わったらしく、
みーくんも僕のこと書いてるって思ったらしい。
あぁ、わたしのこと書いてるて思った人多いのかもねもしかしたら。

読み終えたのは仕事帰りで遅番だったので帰り道は0時を回ってた。
小説のタイトルと同じ真夜中を歩きながら
気持ち良い読了感にうきうきして、スキップ気味だった。
信号機の青、青の周りを発光してる成分、アスファルトに落ちたオレンジ、
坂道、夜の空、小さい星、真夜中、真夜中、真夜中だーなんて思って、
真夜中を見渡しながら帰りました。いやあ、いい小説に出会うとうれしい。

サリンジャーのライ麦畑で主人公のホールデンが、
本当に感動するのは作者が親友で電話をかけたいときには
いつでもかけられたらいいのになと思える本だとかいう文章があるけれど、
未映子さんを読むたび、本当、それいね。と思うエマルなのだった。

しかし、私は話の大部分がいつも上手く伝わらず、
みんなに?という顔をされるので、きっと電話ができても
何にも伝わらないままに終わる気がするな。

月1のラジオ、頑張ろう。

エマル