息子は昨年、進学校中退して

現在、通信制高校1年。

全く勉強せず

毎日ゲームの日々です。



高校中退。

1年前の今頃は

こんな事になるなんて

想像もしなかった。


けれど、今思うと

私は、あの時数々の地雷を踏んでました。

しかも、踏んだ地雷には共通点がありました。


中3のはじめ、

地元の公立高校専門の進学塾をやめて、ハチマキ塾へ。

模試の成績が2点足りず一番上のクラスに入れず、

それでも頑張っていました。


1つめの地雷は

夏期講習で夜遅くに帰ってきて、頑張って

疲れている息子を

毎朝、自習させるために起こしてました。


塾の面談で、夏休みは朝早く起きて計算問題を解く。

しかも、オンラインで塾と繋いで

解いている手元を画面に映して下さいと言われて

その通りにしたのです。


息子は起こすたびにキレてました。


遠方で開催する特訓クラスも、成績上位しか受けられない授業だと先生に薦められ、行かせてました。


息子の様子をかえりみず、

疲れていても、息子の夢を叶えてあげなくては、と

いつの間にか私の方が先回りして情報収集して

息子をそれに従わせていたのです。



一方、妹のほうも同時に中学受験でした。

娘は、○○時に起こしてくれ、と私に言います。

一度、その時間に起こさずに寝かせてあげていたら

なんで起こしてくれなかったの?!と

怒って泣いてしまいました。 

娘は毎朝早く起きて計算問題を解いてました。


兄妹でここまで違います。

その子、その子にあった対応が必要です。

それができてませんでした。


息子はコツコツができません。 そのかわり

難問を解くのが好きで

クラスで誰も解けない問題を一人だけ解けたと、

お友達から聞いたことがあります。


子供の特性を無視すると、

いつか折れます。


むしろ、特性を伸ばさなければいけなかった。


深く反省しています。


2つ目の地雷は、

遠方の高校に、息子が偏差値で決めた事。

息子が満員電車を乗り継ぐ高校に通うのは

そもそも無理がありました。

最後までそれが心配で、主人とも話合いましたが、

通学は慣れる。オレがそうだったから。と。


主人はできても息子にはできなかった。

またしても、息子の特性を軽んじていた事による地雷を踏んだのです。


母親失格です。


今は

息子を見て、息子と向き合って

息子と会話して、息子の人生を後ろから

笑顔で応援して行こうと思っています。