先日公開した「黒船(嘉永六年六月二日・三日・四日)の時(現在Youtubeにて限定公開)に、これは伏線です。と書いておいたのですが、多くのかたが「タイムマシンにお願い」を予想されていました。そりゃそうですよね、かっこいいし、Kayさんがメインヴォーカルとなる曲だし、なにより有名なヒット曲・代表曲!というところで、あえてのこの選曲が僕らしい(^_^;)

このアルバムには当時の最先端のハイセンスはJ-POPの要素が満載で、実際にヨーロッパで高い評価も得ていました。だから他にも演りたい曲がいくつもありました。ですが、それらの中でもKayさんと歌う曲で、いちばんハッチャケてるのがこの曲だと思っていて、Kayさんに絶対に前半部分の1フレーズ「ふたつぅっ!」を叫んでほしくてこの曲にしました。

割と難解なハモリ曲や、大人な雰囲気のデュエットが多い僕たちにも、こういう遊び心があるって思っていただけたらうれしいです♪

 

 

【制作うらばなし】
サディスティッック・ミカ・バンドといえば、御大加藤和彦氏をはじめ、歴代メンバーはみなスタジオ・ミュージシャンとしてはもちろん、それぞれソロでも大活躍の腕っこきばかり。たとえばこの曲も、作詞は林立夫・作曲小原礼(この人、ベースがめちゃうまな上に声が高いしうまいしずるいくらい!)。
そんな人達の楽曲なので、シンプルなコードではありますが、とにかくリズム隊だけでなく、前にでてくるギターのキレが良くないとホントにダサくなってしまう・・・そう、これ僕が二番目に下手くそなやつ(因みに一番下手くそなのは今どきの速弾き)。
というわけで、サディスティッック・ミカ・バンドの曲も何曲かは高校時代のバンドでやってはいましたが、当時はサイドギターで、他のメンバーはその後何人もプロになるほどうまかったので、僕は相乗りしていた程度・・・・だから相当録音前にギター練習やりました。
それでもこの程度のデキで申し訳なく思いますが、精一杯真面目にやってますので、どうかご容赦くださいませ。

今回のMVは、まずタイトル「塀までひとっとび」という、ワケわかんない瞬間移動的なスピード感。この曲の次に収録されているのが「颱風歌」という流れでしたので、暴風に見舞われた江戸時代末期の町並みの中を風になって突き進んでいく浮世絵っぽいイメージが浮かび、こういうビジュアルになりました。

【制作環境】
MIC:LEWITT LCT 441 FLEX
Audio I/F:Presonus Audiobox iTwo
DAW:Fender Studio Ver.8
Camera:Canon EOS R10
Photo Editor:Photoshop
Video Editor:Vegas Pro 23

【トラックデータ】
1.リズム・ギター
2.サイドギター
3.リードギター(スライド奏法)1
4.リードギター(スライド奏法)2
5.リードギター
6.クラビネット
7.ベース
8.ドラムス
9.パーカッション
11.ホィッスル
12.Kay ヴォーカル
13.GF ヴォーカル
14.GF コーラス1
15.GFコーラス2
16.GFコーラス低
 

沖縄での最後のロケになると思います。Youtube動画も観ていただけるとうれしいです。
https://youtu.be/4ChRXQNsuUU?si=iVO_7Mn0z_RoT9Ki

1973年にリリースされたファーストアルバムから、今回は「ほんの少しの間だけ」をやってみました。
当時普及しはじめた多重録音を試験的に多用され、レコーディングに関わった全員が不慣れでいろいろ苦労し、学んだことが多かったそうです。

歌詞は和風な讃美歌のようでもあり、厳かな雰囲気や、慈しみのような感情を覚えます。東京から沖縄に移住して22年経ちましたが、沖縄でロケしたMVはこれが最終作になると思います。

一人は神秘的な森の拝所、もう一人は沖縄の誇る海、対象的な2個所でロケしてきました。

 

 

【制作よもやまばなし】
オフコースのこのデビューアルバムから、3枚めのアルバムまでは、ほとんどの曲を高校時代にやっていたGAROのコピーバンドで、GAROだけだとちょっとバリエーション少ないよねってこともあって、ライブでセットリストに入れていました。この曲は3人のアカペラで当時やっていましたが、聴きにきてくれてたお客さん(だいたい友達か、近所の女子校の生徒さんたち)には無名な曲すぎてウケなかったような気がします。

有名になってからのオフコースは、ほぼ小田和正バンドといっていい状況で(結局鈴木さんが先に脱退してしまいました)、そのころよりもまだこの曲はキーもそれほど高くなく、僕世代には歌いやすい曲だと思います。
おかげで、歌は短く、歌詞もほとんど覚えていましたし、オケもほとんど作るところがないので、2日半くらいで音源はできました。

でも7月から東京へ戻ることとなり、この曲は沖縄らしいところでロケMVにしたいなと思って、ころころ変わる沖縄の天候の下、雲の動きをみながら、青空の移動先を読んで、ササッと撮影。
右側の森は聖地でもあるのですが、朝の人がいない時間帯に行ったこともあり、森に入って歩いていたらいきなり1.5m以上あるアカマタ(ヘビ)に遭遇しました。
ヘビは金運・吉運・何かよい転機の始まりの象徴とも言われているので、ボロボロの状態での東京復帰で慌ただしくしていましたが、ちょっと期待してもいいのかなって思えたりして(^_^;)

【制作環境】
MIC:LEWITT LCT 441 FLEX
Audio I/F:Presonus Audiobox iTwo
DAW:Fender Studio Ver.8
Camera:Insta360 X4
Photo Editor:Photoshop
Video Editor:Vegas Pro 23

【トラックデータ】
1.ストリングスセクション1
2.ストリングスセクション2
3.チェロ
4.ピアノ
5.ヴォーカル(鈴木氏パート)
6.ヴォーカル(小田氏パート)
7.コーラス 高1
8.コーラス 高2
9.コーラス 中
10.コーラス 低

今回はKayさんに唯一無二な個性を放つアニー・レノックスになってもらいました。Eurythmicsというと「Sweet Dreams」や「There must be 案Angel」などの方がヒット曲としては有名かもしれません。 でもこの曲の、EurythmicsらしいエレクトリックでCoolなサウンドに、R&Bやソウルフルなテイストで歌うスロー目の曲、当時から大好きでした。

 

 

 This time, I asked Kay to embody the unique and unparalleled Annie Lennox. Eurythmics might be better known for hits like "Sweet Dreams" and "There must be あn Angel." But I've always loved this song—its signature Eurythmics electric and cool sound, combined with R&B and soulful vocals in a slower tempo.

 

ユーリズミックス特有の冷ややかでエレクトロニックなサウンドと、アニー・レノックスの魂のこもったソウルフルなボーカルが絶妙に融合した曲です。淡々としたリズムの中で展開される切ないメロディでは、称賛と同時の絶望、疎外感と非常に強い自己意識の間で揺れ動く感情をアニー・レノックスが唯一無二の歌声で歌っているのですが、Kayさんのアニー・レノックスぶりがすっごいデキ過ぎくらい良くて、正直僕はいらんかったかも。

 

【制作よもやまばなし】=====
80年代にMTVが開局してから、Eurythmicsも本当に良く出ていました。いかにもブリティッシュなテイストのミュージシャンで、女性ヴォーカルという視点でみても、このアニー・レノックス、ビヨーク、ケイト・ブッシュの3人はそれぞれの個性・音楽の世界観が大好きで、どの曲を選んでも聴けば聴くほど味わいが染み出してくる感じ。3人ともタイプ・ジャンルが全く別ものなんですが、どの世界も濃い!

ユーリズミックスはアニー・レノックスとデイヴ・スチュワートによって結成、1981年にデビュー。アニー・レノックスの個性的な、宝塚?的な外観も強烈でしたが、なにしろ歌にパワーがある。そしてMVではいつも地味ですが相棒のデイヴ・スチュワートが緻密でほんとにいい仕事してると思います。

「Sweet Dreams」が最初の全米No.1ヒットで印象強いですが、僕はこの曲や「There must be an Angel」(スティーヴィー・ワンダーがハーモニカで参加してるらしいです)とか好きで、初期はエレクトロ系なイメージでしたが、徐々にアニーの歌のパワーが上がって?イギリス版のブルー・アイド・ソウルと言っていいくらいソウルフルな曲のひとつが今回選曲した一番の理由でした。

歌に関して感想を書いておくと・・・アメリカ英語とはまたちょっと違った譜割りやリエゾンの使い方がなんか言葉にできないんだけど違う・・・いや英国英語だからっていうより、アニーのクセかもしれませんが、最初それになかなか自分のリズム感が合わなくて苦戦しました。
しかもキーを原曲より少し下げているんですけど、それもあってか、音が取りにくいと感じるところがあって、僕が最初にKayさんに送ったバージョン1では僕が歌の前半を半音下にズレたまま歌い通していて、Kayさんのパート音源が届くまでそれに気づかなかったという、こんなダサくて大規模なミスは初めてやらかした・・・

いろんな意味で、勉強にも訓練にもなった曲でした。