[短編小説] 悪戯 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

タバコを吸う時持ち変えていないのにライターで火をつける時点で

タバコを逆(フィルターの方)にして火をつける事はないだろう

か?逆さまに入れてあったんじゃないかと疑うがボックスのタバコ

の場合すべてのタバコが見え葉っぱが上であれば一目でわかるもの

だ。タバコを持ち変えて吸う場合も確かにある、あるのだがケース

から出して火をつけたら100%そんなことは発生しない。では何

故?そんな事が起きるのだろうか。

例えばボールペンがとんでもない場所にあったり財布が思ってもみ

なかったところにあったりしたことはないだろうか?大抵自分の思

い違いで納得していないかなぜなら時間が止まったと信じられない

し時間が止まったとしても動けるものが存在するなど認定できない

からなのだ。

 

時間は健全な健康体ならば止まることなく流れて行くものだが止ま

る場合がある、それが不整脈であり心臓の動き平均的に動かない為

起きる。

”ドックン、ドックン・・・”とリズミカルに鳴る心臓が”ド、クン、

ドク・ン、ド・・クン”

とこのような異常な鼓動の時脳は動きを停止し思考を停止、その時

時間は止まる。それが1分か10分はたまた1時間か数日に及ぶか

不明だが当事者には時間の流れはないので1秒過ぎたように感じる

その機能を停止した瞬間こそが霊が狙っている隙間である。

 

”あの小石で躓けば崖から落ちるな”

 

4月18日の土曜日、東アルプスの鳳珠岳から一人の女性が滑落死

を遂げた。

霊にとって思考を持たない人間は生きる人形であり取り憑くという

ことはその人間の魂を乗っ取り自分の思うままに操る。生かすも殺

すも霊次第だということが言える。

 

取り憑くだけが霊の特技だと思ったら大間違いで霊のレベルが上が

れば人間の動ける速度の1/1000,5キロなら5000キロの速度が

出せ人に見える事は無い。さらに部質に触れることができタバコも

容易に触れる能力があるからタバコの向きを変えるなど安易なのだ

さきにも述べたように移動速度は早く人の視界に入らない霊は見え

ないものは信じない人間(ひと)の性から自分の勘違いだと判断し

てしまう。

 

「あれ、ここに置いておいた筈なのに」

 

置いておいた財布を探す青年男子はベッドの布団をひっぺ返し昨日

着た服のポケットに手を突っ込んで探すがやはりない。探している

最中も時間は流れ通勤に間に合わないが財布いやお金がなければ昼

飯もそうだが会社内の自販機も買えないので財布がどうしても必要

なのだ。

 

”あ~おもしろい、人を困らすのって楽しいわ”

 

ちょっとした出来心で軽い悪戯のつもりだったが人には悪戯だけで

済まなかったというのも遅刻が原因となり車通勤で焦りを呼び交通

事故を起こしてしまった。

 

”わたしの所為じゃないわ!運転していた輝政の落ち度よ”

 

この年、仕事の忙しさもあり彼岸に墓参りは出来なかった、ガンで

他界した真弓は忘れ去られると勝手に思い懲らしめる軽い気持ちだ

ったが影響は思った以上に強く現れたようだ。

 

おわり

 

この物語はフィクションであり実在の

人物団体には一切関係ありません