短編小説 軍用キャンパー | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

みなさんはキャンピングカーって名前は聞いたことは
あると思いますがキャンパーにも種類があるのを知ってますか
トラックベース、バスベース、商用バンベースに改装したもの
それとアメリカなどで販売している最初からキャンパーとして
作った車。
そして普通の車で牽引するキャンピングカー
車内には寝るベッドに流し台コンロ、電化製品など装備
本格的なキャンピングカーになるとトイレやシャワーそして
クローゼットやソファーなどが室内にはあります。

マードック原田というミリタリーマニアの男がいた。
彼は軍用が大好きでミリタリー用品を集めるのが趣味
そんな彼もキャンピングカーがほしかった。
だがここでトラックベースの平均的なキャンパーでは
どうしても納得することが出来ない。
軍用トラックベースならいいと思うのだがミリタリー好き
はそれではインパクトが足りないと言う。

「ランボーに出てくるAM軍用トラックでもいいんじゃない」
当然キャンピングカー専門店でそのような車種は扱って
おらず軍用カー専門ショップで相談した。
「いやいや、それじゃただのキャンピングカーになる」
「僕としては見た目軍用で中身はキャンピングカーが理想
 なんだよね」

「そうなると軍用トラックじゃなくて戦車か装甲車になるよ」
「さすがに鉄のキャタピラで公道は知るのはやばいでしょ」
マードックは戦車が欲しかったのだが店長から無理だと
言われキャタピラー車はあきらめるしかなかった。
となると装甲車を選ぶしか道はない。

だが装甲車を改装してキャンパー登録が出来るのだろうか
それ以前に個人が所有して車検を取って登録できるか
のかという疑問が湧いてくる。
車として登録するには車庫証明が必要になってくるが
幅2.2メートル長さ7メートルの巨体を駐車できる土地を
確保しなければならない。

そして公道を走るには灯火のほかに制動灯やウィンカーも
装備しなくては車検に通ることは出来ない。
アメリカだったら可能な事も狭い日本で出来る事なのか
仮に登録できたとしよう、4tトラックみたいな巨体で
キャンピングカーを造って果たして利用価値はあるのかと
いう疑問も残る。

マードックは忘れていたことがある。
それは最近の軍用車、エンジンはディーゼルではない
ハイパワーのガスタービンエンジンが使われているのだが
燃料はどうする?キャンパーとして使うには航続距離も
考えなければいけないが100キロ以上無給油で走れるのか

「マードックさん、どう考えてもエンジン換装して
 V8ディーゼルにしなきゃ無理だよ!公道走るなら
 最小回転半径も考慮しないといけないから軍用トラックに
 したほうがいいですよ」
「店長、僕は災害時のことも考えて装甲車を選んだんだよ
 トラックじゃ強度に問題あるからねぇ~」
「気持ちは理解できますけどねぇ、う~~~ん」

マードックは映画に出てきた8輪装甲車が欲しかったのである
大型トラックのタイヤより大きいタイヤを履く装甲車。
トラックというより重機に近い車両かもしれない。
ほとんどの日本人は無理だと最初から諦めるだろう
だがマードックは諦め切れない、過去の偉人たちがそうで
あったようにやる前から諦めていては新しいことは
成し遂げられないのだ。

無謀ではあるがもしキャンピングカーとして認可されれば
それは凄いことである。
走らなくて所持するだけでも優越感はあるだろう。
そして今、マードックとミリタリーショップ店長による
チャレンジが始まろうとしていた。
愛車フェラーリを売り飛ばして資金調達をするマードック。

人は馬鹿げた事をすると罵る事だろう。
だがマードックは人に答える。
「なんでそんな事をするかって?男のロマンさ」と

この物語はフィクションであり事実とはなんら関係ありません