極短編小説  白いハンカチ | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
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「かぁさん、あの白いハンカチどうしたんでしょうねぇ」

映画「人間の証明」で使われた一節である。
思い出のつまったハンカチ男にとって大切なハンカチ
しかしどこへやったのか見当がつかない。
そこで母親に聞いてみると

「ああ あの白いハンカチかい?おとうさんが葬儀に行くと
いうから白いハンカチを探していたんだよ、そしたらおまえの
 机に白いハンカチが置いてあるんで”こりゃいいや”と言うこと
 で 三角形にたたみお父さんの礼服胸ポケットに入れてね」

”ふむふむ”
「それで今うちにあるの?」

「・・・・・・・い、や。帰宅したお父さんの礼服になにか足りないと
 思ったらあの白いハンカチが消えていたのでわたしは聞いて 
 みたんだよ。ハンカチは?って」

「あああ あれかわしの涙をふいてそれから鼻をかんで
 汚らしいからゴミ箱に捨てた」

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この物語はフィクションであり映画とは一切関係ありません