短編小説 続 潮風の結婚式 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
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屋外で挙式をしたのであるが強くも無く弱くも無いそよ風のような潮風に吹かれ正面には海。
暑かったけど悪くはない挙式、そんな事をかんがえながら披露宴に向かう階段を登っていた。
会場で自分の席についたわたしの目前には引き出物の袋
それとテーブルには姪からのメッセージ。
隣に座る母と見比べてみると書かれていた内容が違っていた。
引き出物も個々で微妙に違うしメッセージも手書きで。
きっと一人ひとりにメッセージを考えながら
このように花嫁である姪は気遣いや優しさを持つ娘なのだ。

わたしはふと姪がまだ生後1歳くらいの時をおもいだした。
姉夫婦と両親は外出。
わたしは30代だっただろうか幼い姪はわたしに添い寝していつの間にかわたしも姪と寝ていた。
そんなこと姪は覚えてないだろうと思いながら。

さて会場につくものの乾杯するにはまだ時間がこない。
会場にはフリードリンクが置かれ炭酸のジュースとスパークリングワインを選べるようになっていた。
”なんでワインが・・・”
この時点でわたしが気がつくべきだった。なぜワインがあるのかと。

司会者は乾杯するからテラスへと案内する
なぜにテラス・・・
わたしは早く冷えたシャンパンが飲みたかった。

テラスに出てそこに置いてある飲み物を見たわたしは驚愕した
なんとテーブルの上においてあったものは
出店やドラッグスーパーで売ってるようなポリ製容器のラムネ
プラスチックのオープナーが付属した80円くらのものが
多数容器に入れられ容器の中には凍りも。

わたしの夢と希望は古くなったコルク栓のように触っただけで
ポロポロと崩れ落ちていった。

最初は安く上げるためのラムネだと思いもしたが
やはり暑くなった時、ラムネに尽きる。姪の心配りであろう

椅子に戻りみなそれぞれに着席
料理は1品ずつ運ばれ時間おいて次の1品
姪達には悪いが料理のことに触れるのは控えよう~
このご時勢だから結婚式で料理に満足できないのは当たり前かもしれない。

新郎新婦 それぞれの上司、友人、同僚の挨拶は通常通り
そして二人の今日に至るまでのプロモーションビデオみたいなもの。
それとは別に新郎新婦製作編集のオリジナルビデオ。
見ていて面白いものであった。
披露宴には通常つき物の出席者による歌!これがない
わたしはただのカラオケ化する歌など聞くのはご免被るので
これはいい考えであると感心する。

花婿と花嫁は終始笑顔でわたしはこんなに口あけて笑っている花嫁を見たのははじめてだった。
ウェディングケーキ食べるときも大口あけ食べる花嫁。。
イヤハヤ我が姪ながら・・・・・

最後に店側のサービスだろうが
挙式中のビデオを見せられ驚いた まさか撮影したものを
披露宴で見ることになるとは考えもしなかったので
一種のサプライズではないだろうか。
不幸中の幸いでわたしは撮影されてはいなかったが。

さぷらずと言えばもう一点
花嫁、花婿が指名した出席者はコメントしなければいけない。
これも面白い演出だろう。
わたし?わたしは指名されなかったです。

そういえば新郎新婦に向けるメッセージを書く寄せ書き
サーフボードに直接書くのであるが
わたしは”永遠”と書いた。ZARDの坂井泉水いやいまは蒲池幸子さんの墓標にもあるという永遠と言う言葉を

料理に不満は残ったが心底良い結婚式だったと思えた。
潮風が吹く場所でいつも笑顔のひまわりのような姪は式を終えた。わたしに子供はいないので
姪はわたしにとって娘のような存在。

いつまでも幸せでいて欲しいと願う。