短編小説  彼女がレカロを作ったら | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
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次郎は念願のルーフCTRを買った。雨の日も雪の日も毎日ショールームに行って眺めた日が3年。

そして今日納車されたのだ。長い間憧れていたルーフであったので次郎は嬉しくて仕方ない。
「こんちわ~あーーやっときたんだね911」

「ちが~~う。ルーフだ」
車が疎い人間にはルーフといってもわからないのである。ルーフとはポルシェをチューニングして販売しているメーカー
だから見た目はポルシェ911なのだが中身は別物なのだ。

「わたし、プレゼントがあるのよ。ガレージにいこう」

こいつ人の話聞いてねぇし・・・・・と思ったがプレゼントとは?

プレゼントと聞いて興味深々な次郎。
「あのね、わたしレカロ作ったの!ポルシェにつけて」

「えレカロ作ったのか?すごいな。。でもよポルシェじゃないって」

レカロといえばセミバケットやフルバケット、無段カイリクライニングなどいろいろあるがどんなタイプなのだろうか

でガレージの中にあるシートを見て驚いた!
「どう?わたしが作ったダッ・・・・・・じゃなくレカロよ」

「おまえ今ダッチワイフと言おうとしたろう」

「な、、、、何言ってるのよレカロだってば」

どこをどう見ても女性の裸体の人形である。それも超リアルな
「すごいでしょ!モデルがいいからね。じゃなくて・・・」

「もしかしておまえがモデルじゃないのか?」

「そんなわけないじゃない//////////」

「いいから座ってみてよ」

彼女がそういうので試しに座ってみると
「なんか生生しい~、それになんかヌメヌメしてるんだけど」
そういいながら座りながら背中を動かしてみる
すると、、
「ああん!!」
彼女が小さく悶え声をあげる。

「どした?」

「ちょっと。。」そういうと彼女は赤面してしまう

このシート、髪の毛もあるし顔もリアル更に表皮は人工皮膚
ダッチワイフというよりリアルドールというほうが良い
下半身は正座してるポーズでありそこに座るとなにやらおかしな気分になってしまうのだ。

彼女は自分をモデルにして作ったのだがあまりにリアルすぎて
次郎が自分を背中で愛撫してると勘違いしてしまった。
それでおもわず悶えてしまったのであった・

「おまえ。これちょっと恥ずかしいんだけどさ」

「そんなことないでしょ?」

車を駐車してると外から丸見えになるリアルドール。
シートというより車に大人のおもちゃを装着してるように見えてしまう。さすがにこれは誰でも恥ずかしいだろう

「折角作ってくれたんだけど車にはちょっと無理があるよ」
「部屋に置いたら駄目か?」

「部屋に置いたらきっといやらしい事するでしょう。駄目よ」

そしてちょっとこの作ったシートを動かそうとしたら
動かない!とても重たいのだ。
「これ重たいじゃん。一体何キロあるんだよ?」

「えーーとねぇ70キロくらいかなぁ」

70キロのシートなんて聞いたことが無い!こんなのつけたら折角の911の重量バランスがめちゃくちゃになってしまう。
かといって貰うのを拒否すると彼女は泣き出してしまうかもしれない。次郎は、仕方なくつけてみるしか道がなかった。

振り返って彼女を見てみると彼女はうつむき加減で暗そうな感じで立っていたからだ。
しかし、これは彼女の作戦。泣きそうな表情してればきっと車につけてくれると確信していたから
このシートはもともと次郎の浮気防止のために作ったので車に装着してくれないと折角作ったのが無駄になってしまう。
なんとか次郎につけさせる必要があったのでいろいろと作戦を練っていた。

結局次郎はこのリアルドールシートをルーフに取り付けた。

そしてこの911は巷で有名になる。
”リアルドール仕様911”と