これが小説”かげろうの恋” | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

そもそも事の始まりは他界した彼女が幽霊となってわたしの部屋に住みついたのが原因である。

私の部屋には彼女の遺品がありそれをフィギュアにつけていた

それがいけなかったみたいで彼女の魂はそのフィギュアに取り付いてしまった。

フィギュアが原因で彼女の魂が居座ってしまうなどこの時点は知るよしもなかった。ましてその後も居座る幽霊が増えるなどと考えもしなかった。

わたしと他界した彼女はブログで知り合った

文面で彼女はとても明るい誰とでも打ち解けるおおらかな性格だとはじめは思っていたのだが実はその時すでに病気と闘っていたのだった

そんな事もつゆ知らず言いたい放題書いた

普段から酒飲んでいたというからなんという主婦なんだ?とさえ思っていた

彼女の深い事情も知らずに。

仲良く話すようになって彼女の病気と彼女の夢を知った。

彼女は癌ですでに何回も手術をし手術しては再発そして手術。

もう生きていたくないと自殺しようとしたこともあったらしい

その方法というのが衝撃的なものでドアノブにネクタイを縛り付けネクタイで首つりを図った。

彼女は車いすを使わなければいけない身だったのではいずってドアノブにネクタイを結んだ

彼女は病気のせいでまとも歩くことのできない体になってしまったから。

彼女のお父さんがもう一歩帰宅がおくれていたならわたしと彼女は出会うことはなかったのだ。

それで彼女は酒におぼれた。それまでタバコなど吸ったこともなかったのに病気になってからは吸うようになったし

500万もためてお気に入りの車を数年かかって購入したのだが両親の負担になりたくないとあっさりと売ってしまった。

彼女の夢は自分で作った石鹸を売る店を作ること

場所も決まり契約も済んでさぁこれからというときに彼女の病気が発覚した

それでも彼女はよくなってまたはじめようと思っていたらしい

だがそんな思いも再発で打ち砕かれた。

それでも彼女は石鹸を作り続け被災者の方々にボランティアで送り続ける

わたしも貰ったがブログ友達にも送った石鹸

彼女が他界する数か月前、彼女はわたしに手術のため引っ越しするからしばらくは話すことができないと言っていた。

わたしも手術が終わったらまた元気になるだろうと思っていたのだが・・・・・

退院したとのメールが届き一安心したが、数日たってからのこと

わたしに1通のメールが届いた

それは彼女のおかぁさんからのメールで彼女の悲報を書いたものであった

メールに書かれていた文章は

わたしと話すようになって彼女は明るくなったと感謝するもので

携帯で彼女と話した時のことを

「おかぁさん、聞かせてあげるね」といったらしい

毎日、携帯で話したことブログで相手してあげたことなど

最後に人並みの幸せを感じることができたとわたしに感謝する内容であった

わたしは彼女に何もしてあげれなかった。

彼女のご両親から忘れて欲しいと言われ墓も教えてもらえなかった

また、忘れて欲しいと望んだのは彼女自身の遺言だった

数日後に彼女の名前でおかぁさんからわたしへ最後の石鹸が届いた

クッキーの詰め合わせで使う缶に一杯の石鹸と彼女自筆の日記そして彼女の遺品

彼女の日記を読んではじめて彼女が20代の独身女性だと知った

病気のせいでろくに字も書けないほどの状態だとしり涙がこみあげてくる

さらにそんな状態でわたしに送る石鹸を準備していた彼女。

金銭面で苦しいはずだったのに大量の石鹸を送ってくれた彼女