小説  不思議ワールド in 田舎 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
ブログです

世界には不可思議なことが実際に起きている。科学では解明できない不思議はかなり多い。
今回はいくらなんでも こんなのないだろう ということで作ってみました。

山深い田舎に日本人と金髪の外国人の夫婦が引っ越してきた
田畑があるだけで店はほとんど無い。
電線も電話線もないから電柱がまったく無い。
さらに未舗装路には街頭ひとつない、まさに秘境である。

近所の家を見るとアンテナひとつ立ってなかった。

「なんだ、、ここの集落は?テレビも見れないのか?
 電気が無いからネットも出来ないなぁ~。」
「あの不動産屋・・・・静かでいいところと言ってたが。」

夫の名前は壇ノ浦 田吾作次郎衛門正義という。
彼の母は大の武将好きでその為にこのような名前にした
いわゆる歴女のはしりだったのではないだろうか。

その夫は不動産屋に相談するとぴったりの物件があると言われここを紹介されたのだが・・・

ついでに妻を紹介しておくと
彼女の名前はカピパラ。金髪青い瞳、容姿端麗のイタリア人
見た目スーパーモデルのようであったのだが
話すと誰もがひいてしまう。彼女は関西弁でしか日本語が話せなかったから。
関西弁でなぜ皆ひいてしまうのか?それは河内風関西弁
「なんじゃ、われ~~。いてまうどわれ~~」
このような話し方しか出来ないのでみな一歩下がってしまうのだ。あまりにもギャップが激しい女性なのである。

二人は教えられた住所をたよりに家にたどり着き家を見ると
合掌作りの大きい家
早速家の中にはいると衣類、家具、フロ、トイレ、流し台はあるもののやっぱり電化製品はない。
この家は前の持ち主が夜逃げしたらしく家具などはそのまま残っていたのだ。
電化製品はあとから送ればいいと思っていたので今日は挨拶周りのためにやって来た二人。

電気が使えそうもないしパソコンも出来ない、それを思うと落ち込む夫。それを見た妻は
「いいやんけ。静かできれいだし、家も広くて大きいやん」
そんなことを言われてもやっぱりネットが出来ないのを考えると
がっくり肩を落とし暗くなる男であった。
彼の趣味はブログを書くことだったのでこれからそれは出来ない。これから何を楽しみに生きればいいのだと。

今回の目的はあいさつ回り。こんなところで落ち込んでるわけにはいかない。妻は夫を説き伏せ近所の家へ向かう。

ところが、近所家についたがなぜかインターフォンがついている
”電気がきてないのになぜ?”
電池でうごかしてるのか・・・・・不思議に思う夫。
だが能天気なイタリア人の妻はそんなことを思いもしない。
妻はこういうところに憧れていたから嬉しくてウキウキ。

インターフォンで鳴らすと家の人がでてきた。
「このたび、こちらに引っ越してきた壇ノ浦と申します」
ありきたりの挨拶と贈り物を渡すと
「これはご丁寧に。こちらこそよろしくお願いします」と
笑顔で答える隣人。

そんな時に電話の呼び出し音が。。
「あ、、電話だわ!ちょっとすみません」
隣人の女性が手に持ったのはなんとスマホ。
夫が驚いたのは無理も無い!電話線もなく山深い集落だったから携帯電話なぞ使えるわけが無いと思っていたからだ。
「あのうすみません。ここって携帯つながるんですか?」
不思議そうな顔して夫を見る隣人は答えた。
「ああ、、この近くに大きな電波塔あるんだわ。携帯は普通につながるんよ」

実はこの集落、最新技術を使ったモデル村で電話線がないのは携帯使うので回線電話はどこも使用しなかった為である。
電線もないと思ったのは実は地中に埋められていたからで
それは震災対策のひとつであったからだ。
男は知らなかった!実は光ファイバーも地中に埋められていた
それゆえネットでテレビも見れる。
アンテナは不要だからどこの家も設置してなかった。