小説  人となった雌猫 | 妄想小説日記 わしの作文

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わたしの妄想日記内にある”カゲロウの恋”の紹介するために作った
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猫がもし人となったらどうなるだろう?そこで今回猫をベースに小説を作ってみました。

猫、それは不思議な生き物である。我ままで自由奔放、移り気しやすい
そんな猫がもし人となり人間と暮らしたらどうなるのであろう?

猫がひとになんて普通はありえないが山奥の農家の家で不思議な事は起こった!
その農家では母と息子の二人暮らしそして雌猫一匹。
母は嘆いていた、どうしてうちに嫁がこないのかと
息子はそんな母に申し訳ないと男でありながらなんでもこなす。
猫はそんな息子が大好き息子も猫をわが子のようにかわいがっていた
猫は大好きな息子を助けてあげたいが何もできない自分に歯がゆさを感じる。
夜、猫は屋根の上に上り星を眺め”自分も人間になりたい”と願う
すると流れ星が落ち猫に向かってくる。
猫は逃げる暇もなく流れ星が猫にぶつかりそのまま地面に衝突
大きな音ともに大量の煙が発生。
男は大きな音で目が覚め外に見に行くと、そこには光輝く裸の女が屋根に座っていた。
その女性は一風かわったいでたちをしてたし裸であったので男はただ見つめている。
それはどういうことかというと女の髪の毛は長いブロンドで茶色のメッシュが入っていたから
だって赤トラだったから無理もないのだ。
男が勇気をだして声をかける「あのうどうして裸なんですか?」

猫は大好きな男に声をかけられうれしくていつものように鳴いてしまう
”ふにゃぁ~~”
猫はまだ自分の変化に気づいてはいないのでいつも道理に鳴くのだが
男にとって変な女としか映らない。
女は自分を猫と思っていたから裸で四つん這いそれで男を見つめる
そんな女をおかしく思わないおとこがいるだろうか?

二人の間に沈黙が流れる。

暗闇の中、二人の目線に割り込むように飛んでくるカブトムシ
沈黙は破られた!女は屋根からカブトムシめがけてとびかかる
普段ならば見事に着地するだろう。だが肉球のない人の体となった女にはそれは無理な話で着地と同時に転がってしまう。
猫にとって動く物体を見つけると身体が勝手に反応してしまうのだ
たとえほかのことをしていたとしても無視することはできない。

悲しい肉食動物の性。

いきなり屋根から飛び降りた女を見て驚きを隠せない男だったが
倒れた女をほっておけず女に駆け寄る「大丈夫ですか?」と

だが猫にとって少々のダメージはなんでもなかった。
むっくり起き上がると男の顔に自分の頬をこすり付け”ゴロゴロ”とのどを鳴らす女。
猫は簡単に自分の変化に気づかない。いつも裸だったから恥ずかしいという気持ちもない。
それだけ人と猫には考え方というのがずいぶん違っていた。

のどを鳴らす女、やっぱり変な女であると思うものの傷の手当と着る物を探さねばいけない。
女はただ大好きな男に張り付く。
男の邪魔になろうが男にどう思われていようが関係ないのだ猫だから

裸の女に張り付かれ赤面する男と女となった猫

二人を待つものは幸せだろうかそれとも修羅の道であろうか。
猫が人となるのはいつの日か・・・・