術後一日目 | 非結核性抗酸菌症の記録

非結核性抗酸菌症の記録

この病気が見つかった2014年7月から、
肺の一部除去手術を経て、現在の経過を記録します。
私と同じように、思わないところで聞きなれない病気になってしまった方の参考になれば。

術後からは、とにかく、長い一日でした。

時計も窓もない。今何時なのか、どのくらい寝たのか、知りたかった。朝になるまでがとてつもなく長くて、、、
起きた後に来るのは、お腹の痛み。
お腹といっても、みぞおちに近くて、ちょうど取られた肺のところ。
お腹に手を置いて、あー、もうここには肺がないんだ、、と少し寂しくなりました。


うつらうつらしているうちに、やっと朝。
看護師さんがやってきて、管をいくつか抜いてくれました。

心電図モニター
鼻についていた酸素チューブ
膀胱処置カテーテル
動脈内チューブ
空気圧足マッサージ器

前記のプリントには、麻酔のチューブも書かれていましたが、私は血液検査で値が足りなかったので、使いませんでした。


残るは2本の管。
だいぶ身軽になりましたが、まだまだ動ける気がしません。

リハビリの先生が来て、少しずつ動きましょう、と促され、、、、
術後、すぐに動いたほうが、体の戻りが早いそうです。それは、頑張りたいニコニコ

しかし、、、コレは無理です~チーン
立つと立ちくらみ~。ふぁ~ん。
隣の手術の方は、おじさまでしたが、午前中には歩いていらして、驚きでした。

私は、トイレにもひとりでいけず、車椅子で連れて行ってもらい、終わるとナースコールで呼んできてもらう、といった具合でした。

午前中にベットで、採血とレントゲンをとってもらいました。

お昼はおかゆ。
1日半ぶりの食事、食べたい気持ちと食べなくない気持ちが半々で、結局たいして食べられず。。

その日の午後、リカバリールームから、一般病棟に移りました。四人部屋の窓際です。やっと一人になれる。
その日の夜にはトイレにも、ひとりで行けました。
ただ、移動には管のお供がつきます。
点滴、腔胸ドレーンの2本です。点滴は腕に、ドレーンは手術でカメラを入れていた傷口についています。
ドレーンは、肺に溜まった空気や液体を外に出しています。正直、これが気持ち悪かったです。触ってみると生暖かい体液で、吐きそうになりました。自分の体液なのにねゲロー

自分の体が自分のものではない感覚。
とにかく眠くて、でも起きているときは、痛くて。
検温で37度台を一日キープしていたこともあってか、起き上がることもせず、横になっていた一日でした。

前向きに書けなくてごめんなさい。
でも、そのままを記録させてください。