術後からは、とにかく、長い一日でした。
時計も窓もない。今何時なのか、どのくらい寝たのか、知りたかった。朝になるまでがとてつもなく長くて、、、
起きた後に来るのは、お腹の痛み。
お腹といっても、みぞおちに近くて、ちょうど取られた肺のところ。
お腹に手を置いて、あー、もうここには肺がないんだ、、と少し寂しくなりました。
うつらうつらしているうちに、やっと朝。
看護師さんがやってきて、管をいくつか抜いてくれました。
心電図モニター
鼻についていた酸素チューブ
膀胱処置カテーテル
動脈内チューブ
空気圧足マッサージ器
前記のプリントには、麻酔のチューブも書かれていましたが、私は血液検査で値が足りなかったので、使いませんでした。
残るは2本の管。
だいぶ身軽になりましたが、まだまだ動ける気がしません。
リハビリの先生が来て、少しずつ動きましょう、と促され、、、、
術後、すぐに動いたほうが、体の戻りが早いそうです。それは、頑張りたい

しかし、、、コレは無理です~

立つと立ちくらみ~。ふぁ~ん。
隣の手術の方は、おじさまでしたが、午前中には歩いていらして、驚きでした。
私は、トイレにもひとりでいけず、車椅子で連れて行ってもらい、終わるとナースコールで呼んできてもらう、といった具合でした。
午前中にベットで、採血とレントゲンをとってもらいました。
お昼はおかゆ。
1日半ぶりの食事、食べたい気持ちと食べなくない気持ちが半々で、結局たいして食べられず。。
その日の午後、リカバリールームから、一般病棟に移りました。四人部屋の窓際です。やっと一人になれる。
その日の夜にはトイレにも、ひとりで行けました。
ただ、移動には管のお供がつきます。
点滴、腔胸ドレーンの2本です。点滴は腕に、ドレーンは手術でカメラを入れていた傷口についています。
ドレーンは、肺に溜まった空気や液体を外に出しています。正直、これが気持ち悪かったです。触ってみると生暖かい体液で、吐きそうになりました。自分の体液なのにね

自分の体が自分のものではない感覚。
とにかく眠くて、でも起きているときは、痛くて。
検温で37度台を一日キープしていたこともあってか、起き上がることもせず、横になっていた一日でした。
前向きに書けなくてごめんなさい。
でも、そのままを記録させてください。