14:30オンコールだと、全てが終わるのは7時近くになるかもしれない。
事前説明で言われましたが、実際は
予定より早く終わり、私が一回目に目を覚ましたのは、18:30でした。
早く終わった理由として、ふたつ。
一つ目は、開いてみたら菌が左肺の下葉に限局していて、中葉までとらなくて済んだこと。事前説明では、様子をみて必要があればとります。と早口でキッパリと(笑)
二つ目は、肺がキレイだったこと。
周りに愛煙家もおらず、自分自身喫煙歴がないので、さぞかしキレイだったんだろうなぁ、、と担当医の話を聞いて思いました。
にしても、、キレイと言われたのは肺、なのに、なぜか嬉しくなってしまった自分。。
入院中はノーメイクでボサボサ頭。
鏡を見てガッカリ

退院したら、自分磨き
頑張ろうと決意しました(笑)

手術が終わると、待合室で待機していた夫と母が呼ばれて、担当医から手術の様子を聞いたそうです。。
それから、切り取った肺を見せてもらったそうで、夫は触らせてもらいました

私も触りたかったのですが、すでに病理検査に出された後だったので

結果は退院後になるとのことでした。
担当医が説明してくれたように、菌がたくさんいるところは、こりこりと硬くなっていたそうです。
夫の表現では、「崩れないムースの中に石が入っていた」とのことです。
これは触ってみないとわからないよなぁ、、

ちなみに、冷蔵保存されていたみたいで冷たかったと言っていました。
あとから、切り取った部位は患者家族に見せなきゃいけないと聞きました。間違いないか、確かめるんですかね。
さて、術後のすぐの自分は、、というと、
遠くの方で、、夫の声が聞こえます。
「お母さん、帰るからね」
そう聞いて、は!起きなきゃ!と。
自分では、しっかり、「ありがとう、じゃぁね、バイバイ」と言ったつもりでしたが、あとから母に、「え?起きてたの?」といわれてしまいました(笑)
そのときは、その一瞬だけでまた寝てしまいました。
次に起きたのが8時頃。
またもや、夫の声で。
「そろそろ帰るね」
は!起きなきゃ!二回目。
その時はしっかり目が覚め、状況を把握。
今いるのは、リカバリールーム。
ナースルームのすぐ横の部屋です。
さっき起きたのは覚えてるけど、意識が朦朧、、
でも、体が重い、起き上がれない。
声を出そうとしても出せない。
足に動くものを感じ、目だけ動かすと、マッサージ器がついています。
夫が帰るのを見送って、また目を閉じました。
その次に起きたのは、たぶん、夜中。
何時なんだろう、どのくらい時間が経ったのだろう。
背中が痛い。ズキズキした痛み。
隣にも、手術した人がいました。
みんなこんなに痛いのを我慢してるの?と一瞬思いましたが、すぐにへこたれて、ナースコールをします。
このナースコールも、頭のすぐ横にあるのに、なかなか取れない

痛み止めを点滴の中に追加してもらいました。
そのとき、ようやく気づきました。
体にたくさん管が付いていることに。
一瞬パニックになりますが、そういえば、そうだった、事前に言われてたっけ。
手や足を動かそうとしてみましたが、しんどかったので、諦めます。
このだるさは、寝るしかないな、とまたもや諦め、寝ることにしました。