「日本国内で完結型 海外渡航無し卵子提供プログラム」で双子をご妊娠されました | マックベビーUSA 代理出産 卵子提供 エージェンシー

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マックベビーUSAは米国ロサンゼルス(カリフォルニア州)にある、卵子提供、代理出産専門のエージェンシーです。
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皆様、こんにちは。マックベビーUSAです。

 

ロサンゼルスは最近雨の日が多くなり、道路のあちこちに穴があいています。

 

日本と違って雨が少ない地域なので、水はけを考えて道路作りをしていません。苦笑、、、。

 

さて、弊社ではコロナのパンデミック時期より、採卵と移植を同時に日本で行っております。

 

先週、3回目のご移植に挑戦されましたレシピアント様から、ようやく7週目になり本日心音確認ができましたとの嬉しいご報告をいただきました。

 

シングルで自立されおり、とても素敵なレシピアント様です。

 

最初は弊社の米国で行う卵子提供プログラムに興味を持たれてお問い合わせいただきました。

 

お話していくうちに、もし日本の病院ですべて完結できるのでしたら、渡米して米国の病院で受けなくてもいいです、とのことで、採卵、移植も全て日本の病院で行うことに決定されました。

 

特にパートナーはいらっしゃらないとのことで、精子は米国の精子バンクから気に入ったドナーさんをご選択いただき、2バイルの凍結精子を日本の病院へ移送致しました。

 

ドナーさんが何万人と多かった為、ハーフの方にしたらいいか、クオーターの方にしようか、日本人の方が無難だろうか、といろいろ迷われてしまい、1人に絞ることがとても大変でした。

 

日本では病院に通える学生の経験卵子ドナーさんが直ぐに見つかりましたので、迷わずその方に決定されました。

 

凍結受精卵は予想よりも沢山できたのですが、13個の胚盤胞のうち彼女は3個だけしか着床前診断を依頼しなかったのです。

 

残りの10個はそのまま診断無しに凍結されましたので、染色体異常が含まれる受精卵もあるということになりますし、男女の性別もわかりません。

 

3個着床前診断を受けたうち、2個が正常ということで、1回目のご移植ではこの2個を戻しました。しかし残念ながら結果は陰性になりました。

 

2回目の移植は着床前診断を受けていない受精卵を2個ご移植されました。結果はまた陰性になりました。

 

3回目の移植も直ぐにするように予約をいれました、という連絡をこの時初めて弊社にいただきました。

 

2回目の移植が陰性だった場合には、不育症等を疑った方がいいとの説明をさせていただき、さらに3回目の移植予定は一旦保留にしていただき、先ずは原因を探す為の検査に時間をかけていただくことになりました。

 

そこでレシピアント様に、違う病院をご紹介させていただき、細かい不育症の検査を行っていただきました。病院によって、得意とする分野が違いますので、コアな不育症を行っている病院をご紹介いたしました。

 

この病院で指摘されました不育症の結果をみて、お薬を処方していただき、ようやく3回目の移植予約をされました。

 

その後、弊社へはずっとご連絡がまいりませんでした。

 

しかし先週いきなりご妊娠のご報告と、なんと2つの胎嚢が育っているとの双子ちゃんのご報告をいただきまして、とても驚きました。

 

レシピアント様のお話では、1回目も2回目も受精卵を2個戻しても妊娠しなかったし、HCGの反応も何もでなかったとのことから、3回目の移植はドクターに3個しを提案されたらしいです。

 

3個戻された後、1回目のHCGの値がものすごい高い数値だったらしいです。

 

そして、1回目のエコー検査で見たものは、なんと3個の胎盤が成長中とのことでした。

 

このようなケースはめずらしくないです。1回目が陰性の場合、2回目に2個戻して、結果双子になるパターンよく見ます。特に移植する受精卵は卵子ドナーさんの強い受精卵ですので、2個同時に移植しますと、双子になる確立が40%に上昇します。この理由からアメリカで移植する際には2回目の移植も1個入れをお勧めしております。

 

しかし、ドナー卵の移植にあまり経験のない日本のドクターは安易に3個という無謀な移植をしてしまうのです。

 

今回3個移植して3個の胎盤をエコーで確認された日本のドクターはきっと焦ったはずです。40代後半のレシピアント様に3つ子を出産させることになったとしたら、母体ともに命の危険が伴います。もし減数手術を行う場合にも、全ての胎盤が無くなってしまうリスクが伴います。幸い今回のレシピアント様のケースでは、2回目の7週目のエコー検査で2個の胎盤のみが確認されましたので、1個は無くなっていたそうです。

 

日本のドクターもこれを経験にして、今後はレシピアント様のご年齢を考慮して移植個数を考えるべきだと思います。

 

日本ではドナー卵の受精卵の取り扱いに規制がないですので、レシピアント様ご自身もドクター任せにされずに、自分自身で気を付ける必要があると思います。

 

補足:現在弊社の卵子提供プログラム、代理出産プログラム進行中の患者様の多くはシングルのレシピアント様です。シングルの男性もいらっしゃいます。ご結婚されている、ご結婚されていない、パートナーがいる、パートナーがいない、ジェンダー(性別)に関わらず、「親になる権利」は誰もが平等に与えられるべきと信じて、この15年間、卵子提供と代理出産の最先端の不妊治療を日本の患者様に発信し続けてまいりました。

 

まだまだ日本では強い偏見がありますが、卵子提供や代理出産で赤ちゃんを授かったことによって幸せなご家族が増えているということには間違いないです。

 

これからどんどん日本での不妊治療において、選択肢が増えていくことを強く願っています。

 

マックベビーUSA

 

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