皆様、こんにちは。マックベビーUSAです。
10月のブログ更新が遅れていまして大変申し訳ございませんでした。
予定日より早めに赤ちゃんが産まれまして、直ぐにレシピアント様が渡米できないということで、急遽弊社がPOA (Power of attorney)を受け取り、レシピアント様の代理人として退院から赤ちゃんのシッターをしておりました。
POAとは委任状で、レシピアント様が代理人に医療の問題で代理で行動する権限を与える法的文書です。
2,3時間おきのミルク奮闘のお話はまた次のブログで書きます。
さて、先月のブログではドナーさんの凍結卵子を使った受精卵でご妊娠された代理母さんの初めての妊娠判定の検診日のことをご紹介させていただきました。
あれから6週と2日目に入りましたところで心音確認の検診にいってまいりました。
「ブオン、ブオン、ブオン、ブオン」と力強い心音がエコーから流れてきまして、代理母さんも、代理母さんのお母様、そして私も感動で目がうるってしまいました。
レシピアント様はここまでくる道のりがとても長かったのでした。
当初は自己卵を使うことを強く希望されておりました為、ご自身の採卵を行う為に夏休みに渡米されました。
初めての米国滞在という大変な中、16日間病院に通われて高誘発を頑張られました。
その努力が報われて、4個の胚盤胞ができたのです。
しかし、着床前診断の結果は全てが染色体異常ということで移植できる受精卵が一つもない大変残念な結果に終わってしまいました。
強く希望されていました自己卵を諦め、ドナー卵を選択するという決断に至るまでには長い時間が必要でした。
パートナーはいらっしゃらないので精子ドナーを使用し、そして卵子ドナーそして代理母さんを使うということは自分のDNAが全くない、自分との身体的な繋がりのない赤ちゃんの母親になるということになる。そして自分はその赤ちゃんを愛せることができるのだろうか、そこまでして自分は赤ちゃんがほしいんだろうか、彼女は毎日自分に問いかけていたそうです。
そして沢山考えた結果やはり自分の子供が欲しい、自分の子供と一緒に残りの人生を歩いていきたい、という結論になりました。
絶対子供が欲しいと決められてからは、とんとん拍子に事が運びました。
卵子ドナーの選択、精子ドナーの選択、代理母さんとの面談、代理母さんとの契約、代理母さんのご移植、そしてあっという間に今心音確認までこぎつけました。
彼女の熱い思いが実となって今代理母さんのお腹の中でスクスクと育っています。
このまま安全なお腹の中ですくすくと成長されますことを強く願っています。
マックベビーUSA







