眼瞼下垂・二重まぶた・まぶたのたるみ・クマの治療(奥村 仁)








ブログの最新記事はクマ治療専門クリニック に引っ越ししております。


月曜日 おおたけ眼科(つきみ野医院、古淵第2医院)
火曜日 お茶の水・井上眼科クリニック
水曜日 第2週 おおつき眼科  不定期 クリニック宇津木流
木曜日 お茶の水・井上眼科クリニック  不定期 茗荷谷かさい眼科
金曜日 東京日帰り手術クリニック
土曜日 銀座ファインケアクリニック
日曜日 第2週 恵比寿YSクリニック  第4週 おおつき眼科

①おおたけ眼科 
 つきみ野院 大和市下鶴間521-8つきみ野メディカルセンター2F☎046-278-0033
 古淵第2院 相模原市南区古淵2-16-15 古淵医療センター2F☎042-750-1056
②お茶の水・井上眼科クリニック  
 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング18・19・20階☎03-3295-0923
③おおつき眼科 
 東京都江東区亀戸5-3-2 サンタモニカ亀戸2階 ☎03-6807-0638
④クリニック宇津木流 
 帝国ホテルタワー8階 ☎03-3509-6210
⑤茗荷谷かさい眼科 
 東京都文京区小日向4-6-12茗荷谷駅MFビル2階 ☎03-6912-2844
⑥東京日帰り手術クリニック
  東京都中央区銀座1丁目3-9 マルイト銀座ビル 8階 ☎️03-3567-2555
⑦銀座ファインケアクリニック 
 東京都中央区銀座1-8-14 銀座大新ビル 3F 4F ☎0120-312-938
⑧恵比寿YSクリニック 
 東京都渋谷区恵比寿1-13-1 鈴木ビル2F ☎0120-956-099

経結膜脱脂+脂肪注入術(2025年11月2日)

東京(有楽町・銀座)の東京日帰り手術クリニック,シンシア銀座院下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科・眼形成外科の奥村仁です.
 
 

💎【若見えを叶える】目の下のクマ・たるみを解消!経結膜脱脂+脂肪注入

「最近、『疲れてる?』と聞かれることが増えた」「鏡を見るたび、目の下のふくらみや影が気になる…」

そうしたお悩みは、目元の**「たるみ(ふくらみ)」「くぼみ(影)」**が同時に起きていることが原因かもしれません。

当院の「経結膜脱脂+脂肪注入」は、この2つの悩みを同時に根本から解消し、自然で明るい若々しい目元を取り戻す人気の治療法です。

🌟 経結膜脱脂+脂肪注入とは?

目の下の**「ふくらみ」の原因である余分な脂肪を、まぶたの裏側(結膜)から最小限の切開**で取り出します(脱脂)。

さらに、太ももや腹部から吸引した脂肪の中の、良質な脂肪細胞のみを目の下のクマのくぼみ頬のへこみに微細に注入することで、滑らかで自然なカーブの目元を形成します。

【この治療の最大の魅力】

  • 傷跡が目立たない・バレにくい: 皮膚の表面を切らないため、傷跡はほぼわからず、周囲に気づかれずに若返り効果を得られます。
  • 明るくハリのある目元へ: ふくらみと影を同時に改善することで、疲れた印象が解消し、目元全体がパッと明るくなります。
  • 長期的な自然な仕上がり: ご自身の脂肪を用いるため、馴染みが良く、ヒアルロン酸のように吸収されて効果がなくなる心配がありません。
 
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最新記事はokumura kuma clinicの以下の記事を参考にしてください。
 
 
 

上まぶたのシワとり手術(2025年10月31日改訂版)

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こんにちは,東京・神奈川まぶたのたるみ・眼瞼下垂・二重・クマの治療を行っている形成外科・美容外科・眼形成の奥村仁です.

 

上まぶたのたるみ・シワ取り手術(上眼瞼除皺術(じょうがんけんじょしゅうじゅつ))

 

上まぶたのたるみ,シワを取る手術では,瞼だけでなく,まぶた~眉毛~額を上顔面として治療を考えることにより,バランスのよい整容面だけでなく機能的にもよくなる治療方法を選択いたします.

 

マブタの形成外科・美容外科(奥村 仁)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

①余剰皮膚を切除する方法では,眉毛の位置が下がっている場合には眉毛上皮膚切除,眉毛の位置が正常もしくは,上がっている場合には眉毛下皮膚切除,重瞼線皮膚切除を選択いたします.

 

②皮膚を切除せずに,二重の折れ返る位置を頭側に変えることにより調節する方法

 

③眉毛の位置を上げる方法,眉毛が下がらないように固定する方法

 

などがあり,一つだけでなく複数の術式を組み合わせて,治療しなければいけない患者様もいらっしゃいます。

 

術式決定の注意点

①希望する瞼の形

②眉毛の位置

③皮膚,皮下脂肪,隔膜前脂肪,眼窩内脂肪の厚み

④重瞼線・偽重瞼線の位置

⑤皮膚の余剰量

⑥傷跡に関する感受性

 

などを考慮しながら,手術術式を決定致します.重瞼用ブジーという針金のような器具を当てて,患者さんに手鏡を見てもらいながら,皮膚切除量重瞼を作る位置を決めます.元々一重だったり,二重でも皮膚・脂肪が厚くてわざとらしい厚ぼったい二重になる人の場合は,二重形成をしたり,重瞼線での皮膚切除を行わない場合もあります.眉毛の位置が下がっている場合には,眉毛上皮膚切除・眉毛挙上を行い,眉毛の位置が下がっていない場合には,眉毛下皮膚切除を行います.

私の手術症例では,眉毛下皮膚切除が7割,重瞼線皮膚切除が2割,眉毛上皮膚切除が1割くらいなので,眉毛下皮膚切除の適応となる患者さんが多いです.

上まぶたのたるみでお困りの方は,是非一度ご相談下さい.

 

 

 

【東京 銀座】クマ・たるみ改善なら「経結膜脱脂+細断眼窩脂肪注入」:自然な若返り術と裏ハムラ法と

「疲れた印象」「老けた印象」を与える目の下のクマ・たるみ。その改善を目指す方に、東京(有楽町・銀座)の東京日帰り手術クリニック(毎週金曜日),コスメディカルクリニックシンシア銀座院(毎週土曜日)に形成外科・美容外科・眼形成外科の奥村仁が専門的に行う**「経結膜脱脂+細断眼窩脂肪注入」**について、裏ハムラ法との違いを交えながら詳しく解説します。

**「バレにくい自然な仕上がり」と「若々しい目元」**を両立する最新のクマ治療にご注目ください。

 

経結膜脱脂+細断眼窩脂肪注入とは?【バレないクマ治療の決定版】

 

この手術は、目の下のたるみ・クマの原因である**「膨らみ」と「凹み」を同時に解消するオーダーメイドの若返り術**です。

  1. 経結膜脱脂(下まぶたの裏側から脂肪除去):
    • 下まぶたの内側(結膜)から切開し、膨らみの原因である眼窩脂肪を適量取り除きます。
    • 皮膚表面を切らないため傷跡は残りません。
    • **「取りすぎない脱脂」**にこだわり、凹みやシワのリスクを最小限に抑えます。
  2. 細断眼窩脂肪注入(除去した脂肪を加工して注入):
    • 大腿など他の部位から吸引した脂肪を使うのではなく、脱脂で取り出したご自身の脂肪を手作業で細かく加工(細断)し、クマの下にある頬(中顔面)のくぼみへ少量ずつ丁寧に注入します
  1. 代表症例
  2. 手術適応
  3. 手術方法
  4. 術後ケア
  5. 術後経過
  6. 合併症

について説明していますので,下記記事を参照して下さい.

 

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最新の情報はokumura kuma clinicの以下の記事を参照してください.

 

 

 

 

クマ治療で失敗・後悔しないために!【経結膜脱脂】で「理想の目元」になるための2大チェックポイント

東京(銀座・有楽町)の東京日帰り手術クリニック(金曜日),シンシア銀座院(土曜日)に下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科の奥村仁です.

 

「切らないクマ取り」として、今や大人気の経結膜脱脂(だっし)

 

目の下のふくらみやクマを解消し、「疲れている印象」を劇的に改善できる、非常に効果の高い治療です。

 

しかし、「せっかく受けたのにイマイチ満足できない...][逆に凹んで見えてしまった気がする」と、残念ながら満足度が下がってしまうケースも存在します。

 

なぜ、期待通りの効果が得られなかったのでしょうか?

 

その原因は、主に「脱脂量の問題」と「頬とのバランスの問題」という、2つの重要なポイントに集約されます。

 

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続きは以下のブログをクリックして下さい。


https://okumura-kuma-clinic.com/kiji-251015/


(症例)脂肪注入術

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最新記事は以下を参照して下さい.
東京(銀座・有楽町)の東京日帰り手術クリニック(金曜日),シンシア銀座院(土曜日)に下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科の奥村仁です.
 
今回は,皮膚切除や脱脂を行わず,脂肪注入術のみを行う時の概略についてお話しします.
脂肪注入術の手術適応については,手術適応の選択の記事をを参考にして下さい.

麻酔

局所麻酔(+希望者のみ脂肪吸引時静脈麻酔)

 

切開

●吸引部に応じて(鼠径部・臍部・臀溝部等)カニューレが刺入できる大きさの穴.

●注入部は頬に2〜3ヶ所カニューレが刺入できる針穴.

 

手術内容

大腿や腹部より注射器で脂肪を吸引し,遠心分離で不純物を除いた後,均一に注入できるように加工します.出来上がった粒〜ペースト状の脂肪をボコボコしにくく,生着が良くなるように少量ずつ分割して頬の陥凹部位に浅い層〜深い層まで注射器で注入します.

 

手術時間

吸引時間10分

注入脂肪加工時間30分

注入時間範囲によって30分程度

(準備・麻酔時間が加わるので,手術室時間は90分程度)

 

術後処置

抗生剤内服3日

針穴も含めて瞼〜頬に2日間テーピング

吸引部は1週間包帯,サポーターで圧迫

 

術後診察

術後1週間(抜糸する事あり),1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月

 

術後経過

内出血は赤〜紫→黄→回復まで約1〜2週間

○1週間強い腫れは引きます→1ヶ月回復します

○2〜3ヶ月は注入脂肪がコリコリしたシコリ(硬結)として触れますが,徐々に軟らかくなります.

○洗顔・シャワーはテーピングを濡らさないようにして術翌日より可

○血流が良くなる行為(入浴,サウナ,運動,飲酒)は3日間禁止

○化粧は翌日から可能(ただし2日間はテーピングしているので,それ以外の部位になります)

 

リスク

注入脂肪の生着が悪いと,再び陥凹してきます.

注入部の硬結が,3ヶ月以上続く事があります.

吸引部位がタルミ・陥凹する事があります.

 

合併症

感染

 

値段

220000円(片側のみの料金設定はありません)(税込)

○脂肪注入の生着が悪く,再注入を希望される場合は,初回手術から半年〜1年以内は,165000円(税込)で承ります.

○局所麻酔料金・術後内服・外用薬処方代を含みます.

○術前・術後(術直後,術後1週間,術後1ヶ月後,術後3ヶ月,術後6ヶ月後)の目元の写真(上眼瞼のモザイクあり)はホームページ・ブログ・インスタ・学会・院内患者説明用に使用いたします.

 

脂肪吸引(脂肪注入用)(2025年8月16日改訂版)

最新記事は下のブログ記事を参照して下さい
 
東京(有楽町)の東京日帰り手術クリニックで金曜日に下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科の奥村仁です.
 
今回は,脂肪注入用の脂肪吸引についてお話しします.痩身用の脂肪吸引とは吸引する量が違うので,(例えば,大腿片面から痩身だと200ml位吸引しますが,脂肪注入用だと20ml位)痩身効果はそれほどではありません.しかし,小範囲から採取すると,凹みの原因になるので,変形しないように,扇状にある程度の範囲から採取します.

採取部位は主に大腿外側,内側,腹部を主に使用致します.カニューレ(先が丸くて,横に穴が開いている吸引用の特殊な注射針)の刺入部は,傷が目立ちにくいように,それぞれ臀溝,鼠径,臍にしております.

 

まず採取予定部位の痛みを取るために,生理食塩水で薄めた局所麻酔薬を注入致します.この局所麻酔が手術の際に一番痛みや怖さを伴うために,痛みや怖さを軽減させる目的で,患者さんが希望される場合は静脈内に麻酔薬を入れて,緊張を緩和する方法を併用する場合もあります.

 

20ml〜50mlシリンジに2mmの太さのカニューレをつけて,カニューレを採取予定の脂肪組織の中に刺入します.シリンジを引いて陰圧をかけながら前後に動かし,脂肪を砕きながら吸い取っていきます.

 

吸引した液の中には砕かれた脂肪以外に局所麻酔,血液,オイル等を含みます.注入する際には,脂肪以外の不純物を取り除くために遠心分離したり,均一になるように加工したりする過程で量が減るため,注入予定量より少し多めに,吸引致します.

 

先天性睫毛内反症

東京(有楽町)の東京日帰り手術クリニック下まぶたの形成を専門に治療しています形成外科・美容外科・眼形成外科の奥村仁です.


本日は,逆さまつ毛の患者さんについてお話しします.


目次(先天性睫毛内反症)

  • 先天性睫毛内反症とは
  • 治療方針
  • 手術方法
  • 術後ケア
  • 術後経過
  • 合併症
  • 症例写真


●先天性睫毛内反症とは

加齢性の眼瞼内反症は,まぶた自体が内側に向いているのに対し,まぶた自体に内反症状は認めず,正常位置から生えている睫毛が角膜や眼球結膜に向いている状態を睫毛内反症(逆さまつ毛)と呼びます.

眼瞼贅皮や下眼瞼牽引筋腱膜が欠損しているために起こります.日本人の0歳児での有病率は46%と高率ですが,顔面骨の成長とともに95%は自然に改善し,10〜12歳頃までに改善しなかった症例(日本人の約2%)は成人でも症状が継続します.

 

●治療方針

10〜12歳頃までは,自然寛解をする可能性があるので経過観察します.

例外として,矯正視力が不良で,乱視や角膜混濁(上皮障害)による弱視が疑われる場合や,流涙,異物感,羞明などの訴えが強い場合には10歳以前でも全身麻酔下での手術の適応となります.

通常は,10〜12歳以降局所麻酔下切開内反症手術を行います.手術以外では,睫毛電気分解(針脱毛)で永久脱毛をする方法もあります.


●手術方法

⑴麻酔

下まぶたに局所麻酔


⑵切開

睫毛下切開


⑶手術内容

牽引筋腱膜の引き込みが強い場合には,瞼板から牽引筋腱膜を外し,瞼板前眼輪筋を瞼板に固定して内反している睫毛を外側に向けます.


⑷手術時間

片眼で約20分


●術後ケア

⑴術後処置

抗生剤点眼1週間

抗生剤内服3日間


⑵術後生活上の注意

❌血流が良くなる行為(入浴,運動,飲酒)は3日間止めてください.

コンタクト1週間使わないで下さい.


術後3日間は出来るだけ座位で瞼を保冷剤・アイスノン・氷水を入れた袋等で冷やすようにすると腫れが強く出にくいです.

洗顔・シャワー術翌日より可能です.

下まぶた以外の化粧術翌日から可能です.


⑶術後診察

術後1週間,1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月


●術後経過

⑴腫れ(腫脹)

術後3日間は,出来るだけ座位で患部を保冷剤,アイスノン,氷水の入った袋などで冷やす事により,腫れを抑えられます.術後1〜2日目がピークで,徐々に引き,術後1〜2週間程度で強い腫れが引きます.皮膚だけでなく,眼球結膜浮腫が1〜2週間でる事もあります.

⑵内出血(皮内・皮下出血・眼球結膜下出血)

内出血は範囲・量により変わりますが,回復するまで1〜2週間を要します.術後3日間は目をあまり使わず,血流が良くなるようなこと(入浴,運動,飲酒など)を避けていただきます.

⑶眼の症状

涙に3日程度血液が混じる事があります.目がゴロゴロしたり,目ヤニや涙が多くなる事が1ヶ月程度でる場合があります.症状に合わせて点眼薬を処方致します.

⑷硬結

治る過程で,傷は1〜2ヶ月固くなった後に,3〜6ヶ月かけて柔らかくなって馴染んでいきます.固い時期は,瞼を触ったり,目を動かした時に違和感がありますが,柔らかくなるにつれて,気にならなくなります.


●合併症

⑴術後出血・血腫

血液が皮膚の下にたまって盛り上がることを血腫(けっしゅ)といいます.術後出血・血腫の予防には,内出血の予防と同様に特に術後3日間瞼を動かさずに,圧迫しておき,血流が良くなるようなこと(入浴,運動,飲酒など)を避けていただきます.

⑵感染

感染の予防に,抗生剤点眼薬を1日3回点眼し,抗生物質を内服して頂きます.

⑶リスク

内反を治すために固定した眼輪筋が適切な位置に癒着しないと内反症状が再発する事があります.特に,癒着する前の術後早期には,患部を擦ったり,引っ張ったり,おしたりしないように注意して頂きます.





 


 


 


下まぶたの眼窩内脂肪(2025年8月4日改訂版)

最新記事は、以下のOkumura Kuma clinicのブログ記事を参照して下さい。
東京(有楽町)の東京日帰り手術クリニックで金曜日に下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています形成外科・美容外科の奥村仁です.
 
今回は下眼瞼形成で処理される事が多い,眼窩内脂肪についてお話しします.脱脂脂肪移動術(ハムラ法)で扱われるのが,この部位の脂肪になります.

下まぶたの突出(大きいとBaggy eyelidと呼ばれます)の原因である眼窩内脂肪は,眼窩という骨の凹みの中で,眼球や眼球を動かす筋肉を取り囲みように上下,内外側に存在し,眼球を守る為のクッションの役割をします.取りすぎると役割を果たす事が出来なくなり,陥凹するので突出した部位を控えめに取る必要があります.

 

前方は眼窩隔膜という膜状の組織で覆われています.その前には隔膜前脂肪,眼輪筋,皮下脂肪,皮膚があるのですが,それぞれの組織が加齢性に萎縮・菲薄化すると,前方から支える力が弱くなり,突出の原因となります.

 

下まぶたの眼窩内脂肪は通常,内側,中央,外側と3つの部位に分かれています.脂肪を包んでいる固有脂肪膜を破ると,それぞれの部位の脂肪は,さらに2〜3に分けることができます.

 

術前座位でマーキングする際に,どの部位の脂肪がどの位出ているのかを診察・分析してから,手術を行います.突出の程度に合わせて切除し,切除量が適当かどうかは,切除した脂肪の量切除後座位のまぶたの形状で判断致します.

 

脂肪の周囲には脂肪を養うための血管が張り巡らされているので,出血・血腫の予防のために,切除する際には十分な止血が必要です.また脂肪の間には,眼球を動かす筋肉があります.特に内側と中央の眼窩内脂肪の間にある下斜筋は筋肉を確認した後,脂肪切除時に損傷しないように細心の注意を払います.

 

眉下皮膚切除(上眼瞼リフト)

こんにちは、東京・神奈川まぶたのたるみ・眼瞼下垂・クマ・二重形成の手術を行っている形成外科・美容外科・眼形成の奥村仁です.


目次(眉毛下皮膚切除)

①手術方法

②手術の特徴(利点・欠点)

③手術適応

④術後ケア

⑤術後経過

⑥合併症


①手術方法

眉毛下皮膚切除は,眉毛直下の皮膚や,眼輪筋,眼輪筋下線維性脂肪織(ROOF)の切除皺眉筋や眉毛下制筋の切断を行う方法です.



②手術の特徴(利点・欠点)

利点

⑴元々,一重の人の中には,二重になり印象が変わるのが嫌な人もいるので,顔の印象の変化の少ない本術式を選択致します.

⑵重瞼部皮膚切除の場合,皮膚切除量が多いと,不自然な厚ぼったい二重になる事があるので,そのリスクを避ける事が出来ます

眉毛の量の多い人や,アートメークをしている方などは,比較的術後早期から傷が目立ちません.

欠点

⑴傷が見える位置に出来ます

重瞼部皮膚切除と違い,瞼の開閉に関係なく傷が見えます.女性の場合は,術後3週間位から,お化粧で隠していただいてもいいのですが,男性だとそうはいきません.傷は6ヶ月〜1年位かけて白くなり,殆どの方が目立たなくなります.薄くなるまでの期間を許容出来る方で,重瞼部皮膚切除だと厚ぼったい二重になるような方に,厚ぼったくないナチュラルなまぶたになるこの方法が好まれます.

⑵瞼が赤くなる方がいます

瞼の皮膚・皮下脂肪は,睫毛近くは薄く,眉毛に向かって徐々に厚くなります.眉毛下の厚い組織を切除して,少し薄い睫毛側の組織を眉毛下に縫合するため,術前より皮膚・皮下脂肪の薄いまぶたになります.加齢により組織の厚みがより薄くなっている方は,特に薄くなるため,皮膚から眼輪筋や皮下組織の血管が透けて見えるため,まぶたの質感の変化や赤みが気になる事があります.

⑶眉尻の傷の外側が盛り上がる事があります皮膚切除後の傷の両端には,dog earと呼ばれる皮膚の盛り上がりが,必ず出来ます.dog earは紡錘形に皮膚切除する時,角度が小さいほうが目立たちません.そのため,皮膚切除量が少ない眉頭側は角度が小さくなるためdog earは目立たず,皮膚切除量が多い眉尻側は目立ちやすくなります.また,dog earが骨の突出している上に出来ると余計に目立つため,眉尻より外側の目立ちづらい位置まで傷を伸ばす事があります.


③手術適応

⑴生まれつき一重で二重に変えたくない

⑵皮膚・皮下脂肪が厚くて重瞼部皮膚切除だと不自然な厚ぼったい二重になりそう

⑶眉毛の位置が下がっていない


④術後ケア

抜糸まで

術後7日間は,出血や血腫などの予防として顔が赤くなるような行為(運動・飲酒・入浴など)は控えて下さい.

腫れ(腫脹)の予防のために,患部周辺を,よく冷やして下さい.特に術後3日間はアイスノンや保冷剤,冷たいタオルなどで冷やして下さい.また,横になると,顔がむくみやすいので,日中は座位で冷やして下さい.

シャワー浴や洗顔は,手術の次の日から可能です.顔を洗う時に一緒に,傷周囲の軟膏や血液をやさしく洗い流して下さい.術後3日以降は石鹸で傷も洗って頂きます.(消毒の必要はありません)眼軟膏を塗布していただきます.

抜糸

術後5~7日目に行います

術後診察

抜糸後の診察は,通常3回行います.術後1ヶ月,3ヶ月,6ヶ月に受診して頂きます.


⑤術後経過

🔴⑴皮内・皮下出血斑

皮内・皮下出血斑は程度の差はありますが,必ず術後認めます.範囲が広い人は上まぶただけでなく,下まぶたまで広がることがありますが,必ず時間の経過とともにうすくなってきます.大半の人が2週間程度で肌色に戻ります.


🔴⑵腫れ(腫脹)

腫れ(腫脹)術後2日目くらいがピークで,徐々に引いていき,術後1週間で7割引き,術後2週間で8割引き,完全になくなるのには,2〜3ヶ月程度かかります.術後早期の腫れの予防には,患部周辺をよく冷やしていただくことが重要です.特に術後3日間はアイスノン・保冷剤や冷たいタオルなどで座位で冷やして下さい. 冷却により,出血を抑え,痛みを軽減する効果も期待出来ます.

🔴⑶傷の赤み

傷の赤みは術直後よりも術後3週間程度の時期に強い時期がありますが,徐々にひいてきて,術後6か月くらいの時期にはかなり薄くなっています.完全に白くなるのには,1年近くかかります.

傷の赤みの変化の1例



🔴⑷硬結(傷が硬い)

硬結とは切った部分が,傷が治る過程で硬くなることですが,術後3週間くらいまでの時期は傷が硬く感じる時期があり,徐々にひいてきて,術後6か月くらいの時期には気にならなくなることが多いです.


⑸痛み

内服の鎮痛薬で抑えられる程度の自発痛約1週間あります.それ以降,自発痛はほとんどありませんが,1ヶ月位は洗顔などで触ったときに,ピリッと痛みがでることがあります.


⑥合併症

⑴血腫

術後出血が止まらないと,皮下に血が溜まり,コブのように膨れる(血腫)事があります.血腫の予防の為に,普段,抗凝固薬・抗血小板薬・血管拡張薬を内服している方には,術前に休薬して頂いたり,術後伸縮テープによる圧迫をし,患部を安静にして頂きます.

⑵感染

まぶたは血流がよく,通常感染するリスクはほとんどありませんが,傷の1日2回の洗顔時の洗浄や,抗生剤の内服をしてもらい予防します. 


 

 

下眼瞼形成の経皮切開と経結膜切開の違い

東京(銀座・有楽町)で下まぶたのたるみ,クマを専門に治療しています,形成外科・美容外科・眼形成外科の奥村仁です.

眼窩内脂肪を処理するまでの経路として,①まぶたの表面の皮膚を切る方法(経皮)と,②まぶたの裏面の眼瞼結膜を切る方法(経結膜)((皮膚を)切らないクマ治療と表現されることがあります)があります.その特徴・利点・欠点についてご説明致します.


⚫️経皮切開


経皮の場合は,睫毛のギリギリ下の部位で内側〜目尻の1cm外側まで皮膚切開し,余っている皮膚を切除する事が出来ますので,皮膚のたるみがある方に適応します.その後.涙袋を作っている眼輪筋よりも頬側で眼輪筋を横に切開し,眼輪筋の後ろ(眼窩隔膜の前)を眼窩下縁まで剥離し,眼窩内脂肪の処理を致します.切開部は細いナイロン糸で縫合し,1週間後に抜糸します.傷の赤みが薄くなるまでに3〜6ヶ月程度かかります.

🔴傷跡の経過例

術後1ヶ月では,傷の赤みや凹みが目立つ症例が多いですが,術後3ヶ月までにはかなり目立たなくなり,術後6ヶ月では白くて平坦になる方が多いです.

症例1


症例2




⚫️経結膜切開


経結膜は,皮膚を切らずにまぶたをひっくり返して,瞼の縁から8mmくらい(瞼板の上縁から3mm)の位置を1.5〜2cm程度眼瞼結膜を切開いたします.皮膚のたるみが少ない人に適応します.下制筋腱膜を切った後,眼窩隔膜の前(眼輪筋の後ろ)を眼窩下縁まで剥離し,眼窩内脂肪の処理を致します.傷は表面からは見えないので,ダウンタイムが短い治療方法になります.


⚫️経皮と経結膜の比較

経皮でのメリットは経結膜のデメリット,経皮でのデメリットは経結膜のメリットであることが多いのですが,以下のような項目で違いがみられます.

  1. 皮膚のたるみ
  2. 表面(皮膚)の傷・ドッグイヤー
  3. 内反症・外反症の同時手術
  4. 眼輪筋への操作
  5. 手術時間
  6. ダウンタイム
  7. 外反のリスク


経皮

経結膜

皮膚のたるみ

皮膚切除できる

皮膚切除できない

表面(皮膚)の傷・ドッグイヤー

表面に傷がつき・ドッグイヤーができることがある

表面に傷が出ない

内反症・外反症の同時手術

一緒にできる

一緒にはできない

眼輪筋への操作

外側で骨膜固定して、張りがだせる

行えない

手術時間

長い

短い

ダウンタイム

長い

短い

外反のリスク

経結膜より高い

少ない