やる気、根気のせいにしない | 作業療法士 佐藤明子のブログ 宮城県仙台市より

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ま~ぶる(株) (体と遊びと暮らしにアプローチ)

おはようございます。

ま~ぶる 作業療法士 佐藤明子です。


「できるのに、やらないんです」


「やる気」がでる方法を教えてください。

「根気」が身につく方法を教えてください。

という相談を保護者さんから多く頂きます。


そんな魔法の方法があるなら、

私が知りたいし、
私にも欲しいです。




子どものできないことを、
「やる気」「根気」という
子どもの気持ちのせいにすると、

できない理由は

「あなたにある」
「私のせいではない」

というメッセージが隠れています。


やる気スイッチという言葉が一時期はやりましたよね。

どこにあるのやる気スイッチ。

私にも欲しいやる気スイッチ♪



自分でやる気スイッチを押せる人は、

自分のことを理解していて、
自分へのご褒美設定を
上手にできる方だと思います。

そもそも、大人は
すべての物事にやる気を
見せているのでしょうか?


どうして、子どもだけ、
常にやる気と根気といわれるのでしょうか?

大切なことは、
やる気も根気もなくても、
できるシステムを作ること。

脳は簡単なことは、飽きる。
そして、
逆に、難しいことは、回避する

そんなシステムが働きます。

物事が続かないなら、
それは目標が高いってこと。

脳が、「嫌がって」います。

まずは、スモールステップで、
課題を細かく分析すると、

やる気、根気の問題では無い
違う「問題」が見えてきます。

課題を細かく分析するには、
分析するスキルや、
声がけのポイントを押さえることが大切。

どんなスキル・ポイントが必要なのかは、
少しずつ発信していく予定。

お楽しみになさってくださいね。