音速を超える、一本のコピー -7ページ目

音速を超える、一本のコピー

33歳芸大生(職歴なし)が、文化放送のラジオCMコンテスト&宣伝会議賞を通して、電通へと駆け抜ける。コピーライター。現在は宣伝会議コピーライター養成講座上級コースに在籍。宣伝会議賞は、学生企画にも挑戦中。

残念ながら、落選でした。
審査員長の話を聞いて分かったのは、全体がうまく成立しているものより、インパクトがあるものを受賞作品に選んでいるということ。これは、文化放送の審査基準よりも視点重視といった感が強かった。
自分がダメだったのは、ありがちな視点で話をまとめようとしたから。重要なのは、インパクトがあり、無茶苦茶と思えるくらいでも、次に次にと話が展開していくこと。そう、20秒の制限を恐れてまとめるよりも、展開させ、挑戦するべきなのだ。
そして締めのコピーで一発逆転を狙ってはならないということ。トドメならいいが、CMで逆転は出来ない。これはありがたい経験となった。
最後に、受賞作品の感想を述べる。

審査員特別賞
南日本新聞社
「私のところでは、新聞は午後に届く」
このフレーズは、ぼくはウンウン唸っても絶対に出ることがなかった視点だ。それは南日本新聞社独自のものといってもいい。すべての作品の中で、いちばん斬新だと思った。
「午後に届く」ことを、もっと誰もが気づけないものに繋げられていたら、圧倒的大差でグランプリだっただろう。

金賞
西日本シロアリ
大人でなく、子供の視点で、間接的にシロアリがいると分からせた点がよい。
駆除方法や西日本シロアリ独自のものに言及をしていないのが残念だが、そこまで要求するのは難しい。

グランプリ
ファミリーマート
おでんの家族を描いた作品。
「家族」「あたたかい」「コンビニ」この要素がすべて入って、なおかつコピーはオリエン「もっと、家族になっていく。」をそのまま使用しているので、企業としても満点の出来だろう。
季節要素を勝手に入れるのは、ぼくにはなかなか出来ないことで、その勇気が素晴らしい。
「ファミリーマート」独自の要素を入れられたら、もっと大差をつけられただろう。

次はYBS1ミニッツと、RNB。
色々、勉強した成果を試してみる。