このポスターを見るまで、自分は東京タワーに水族館があるなんて知らなかった。そういう意味で、この広告はマイナーながら、非常に「効く」広告となっている。2014年、自分の中でのベスト。
技巧的には、まず東京タワーと水族館の関係を「空」と「水」だと捉え、それを「上空に潜る」という線に置き換えた。撞着語法である。
しかし、いきなり上空といわれてもよく分からない。それを解決するのが、東京タワーを逆さに配置したグラフィックだ。これでこのコピーが、東京タワーに関連する何かを言っていると見る側は理解できる。
逆さにあるから、東京タワーを登ればどんどん下がってゆく。下には、水。ペンギンがそこで楽しそうに泳いでいる。
実にシンプルかつ分かりやすい。こういう広告が、自分は好きだ。ちなみにワースト広告も、一応、ある。発表しようか、非常に迷うが。
