同僚に、人が気を遣ってしてくれたことを汲み取れない人がいて、すごく嫌。
好意でしてくれたことを、かえって恩を仇で返すみたいな風にする人。

言語化するのが難しいけど、、

例えば、気を遣って話を振ってもらった相手に
はあ?なんで俺が答えなきゃいけないんすか?
みたいなリアクションをとるとか。

場の空気を和ませようと、自分の失敗談を話した人に対して
馬鹿じゃないですか?」と笑い物にしたり。

頼んだことを「嫌です」と言って、やってくれないこともあった。
私の趣味のお願いじゃなくて、仕事なんだから、ぐちゃぐちゃ言わずにやってほしいのだけど。
というか、そもそも彼が暇だと言うから仕事を振ったんだけどね。

「気を遣ってくれなんて頼んでませんよ!」という感じなのかもしれないけど、
なんでそんなに偉そうなんだろう。
苦手だな、すごく。

変わり者の彼が孤立しないように、私は気を遣って優しくしてたけど、もうやめよう。
人が自分に優しくしてくれるのって、なぜだか分かってる??
相手の好意なんだよ。
あなたの人徳じゃないんだよ。
あなたが好かれているわけでもない。
勘違いするな。


いい人キャンペーンは終わり。
私はそこまでお人好しじゃないから、これからは必要最低限の関わりとしよう。


同僚に対して静かに怒っている中、
同じ感覚の記憶で、まだ小さかった頃のことを思い出した。
小学校高学年か中学生の頃。。

私の家はとても雰囲気が暗く、母と父は仲が悪かった。
母は娘たちに父の悪口を吹き込み、父は孤立してしまっていた。
私は父がかわいそうなので、母の愚痴を聞きながら、父が孤立しないように話し相手にもなっていた。
(かわいそうというより、気まずくていたたまれなくて、という感じ)

母で思い出すのは、
家の中の緊張感に耐えられなくなって冗談を言ったら、無視されたこと。
「うるさい」と怒鳴られたこともあったな。

父で思い出すのは、
父があるジブリ映画が好きなので、
何も話すことがなかったときに「この映画のどんなところが好きなの?」と聞いたら、
「そんなことどうでもいいだろ!」と怒られたこと。

どちらも、私が気を遣ったのに、余計気まずくなる結果になった。
気まずいのが苦手。
今でも思い出すだけで動悸がして、いたたまれなくなる。

この話と同僚のエピソードは似ていると思う。
分かったことは、
両親に対して、「私の気遣いを無下にされた」という不満や怒りがあるんだろうな、ということ。

気まずすぎて、いたたまれなくて、どうしようどうしようとオロオロして、
怒りなんて感じる隙がなかった。

そんな自分の過去の気持ちを、同僚に気付かせてもらった。