コンプレックス
コンプレックス・・・私のコンプレックスは、中学生頃に始まった吹き出物(ニキビなど)である。今現在、ほぼ50歳になった今でもその傷跡が残っている状況で、私の人生の大半を悩ませたものでした。昔に比べたら、かなりきれいになってきて人によっては気にならない程度であろうと思われます。私の吹き出物は、思春期特有の顔に出るニキビはもちろんのこと身体(特に胸と背中)にいつも吹き出物が出ていました。一番酷かったのは、16歳から30歳ぐらいまでだったと記憶しております。中学生の頃は、部活でバスケ部やサッカー部に所属していて、サーフィンなども友達の影響で始めた頃でした。まだ少しブツブツが出てきた頃で少し気になる程度でした。部活やサーフィンなどは人前で上半身裸になることもあったのですが、この頃はまだコンプレックスに感じるほどではなかったです。私がコンプレックスに感じ始めたのは、高校入学後ぐらいから身体の吹き出物が酷くなり始め、制服のシャツが血で赤く染まることも多々ありました。もちろん思春期特有のニキビの延長戦だとその頃は思っていましたが、高校生の間はずっと酷い状況は変わりませんでした。そんなコンプレックスから人前で裸になることをこの頃から回避していたと思います。体育のプールはいつも休み、友達などから誘われるプールなども全て断っていました。バイト先や体育の着替える際も必ずシャツの下にTシャツを着て、人前で上半身を見せないようにしていました。そんな状況下の中、母親に相談し皮膚科に通わせて欲しいと頼んだのですが、あまり取り合ってもらえず私が深刻に悩んでいる状況を理解してもらえませんでした。反抗期もあったので、少しやけになっていた部分もあり結局皮膚科にも通わずにそのまま過ごして、なんとかやり過ごしていました。ただし、高校を卒業して専門学校に通いそのまま就職。その後の生活においてもずっとこのコンプレックスがつきまといます。身体検査、友達からのプールや海への誘い、公共の風呂や温泉への誘いなどはどうしても人前で裸にならなければならずこちらを回避するのに苦労しました。今、2人の子供(高校生、中学生)の男の子がいますが、彼らは私が抱えていたような皮膚のトラブルもなくきれいな体をしています。遺伝しなくてよかった。私の現状は先にも書きましたが、かなり以前よりも状態が良くなってきて、少し以前の物が傷跡のように残っているだけで自分で言うのものなんですが、だいぶ綺麗になってきました。長いこと悩ませれていたコンプレックスが50歳目前でやっと少し解消された気がします。今考えてみると、私の場合13歳から始めた喫煙も影響しているように思います。やはり、若年からの喫煙は悪影響があったと感じます。私は少し神経質なぐらいで身体を不潔にしたこともなく、むしろお風呂に入った際の身体を垢すりで磨くように洗っていました。肌荒れが酷くなればなるほど、良く洗ってました。実はこれも今考えてれば、良くなかったのかもしれません。なぜなら、今私は身体の一部をのぞいて特に石鹸等で洗わないようにし、お湯で洗い流す程度にしています。これは確か芸能人の方でこれを実践されている方が肌の調子がいいと書かれていたのを目にして実践してみた次第です。同じ悩みを抱えている方がいるとは思い、全員に効果があるとは思いませんが、いろいろ試してみて結果が出ない方はぜひ試してみるといいかもしれません。私はこれでかなり改善しました。石鹸でゴシゴシ洗う行為が逆に肌を傷つけていたんですね。長いこと悩まされたコンプレックスですが、これも私の人生における試練であったと今は思うようにします。たまにこのコンプレックスがなかった人生はどんなだったろうと考えますが、たられば・・・はないので。コンプレックについて、書いてみました。