そういえばこの前電車に乗ってたら、浅草橋駅で外人のおじいさんが乗ってきた。
何やら大層な大荷物を一人で持っていて、その荷物の中にギターがあった。
その年齢でギタリスト…。
ま、まさか…!?
ジャズやフュージョンなど様々な方面で活躍し、B’zの松本さんとも
セッションしたことで知られるアメリカの名ギタリスト…。
ラリー・カールトン!?
僕は一人胸が躍っていた。
なぜなら僕自身、カールトンの若かれし頃のギタープレイに惹かれて
胸が熱くなった男の一人だからだ。
だが内心、半信半疑なふしもあった。
なぜなら左腕に「JESUS」って思いっきりペイントされてたからだ。
カールトンはそんなキャラじゃねぇ!
左腕に「JESUS」なんて書いてあるようなキャラじゃねぇ!
い、いや…でもこれがカールトンなりのソウルなのかもしれない…。
でもよく見たらその4つくらいある大荷物全てに、何か文字が書かれていた。
なんて書いてあるのかすっごい気になってその人が降りる瞬間
食い入るように荷物を見てたら、なんて書いてあったかわかりました。
まぁ文字を見た瞬間めっちゃガッカリしたんだけどね。
荷物全部に…
主イエス・キリスト
って書いてありました。
ただの熱烈なキリシタンでした。
キリシタンだとしてもなんだったんだ、あの荷物の量。