原田知世 40th Anniversary Special Concert | MCNP-media cross network premium/RENSA

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原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”

 

 2022.10.16 東京国際フォーラムホールA

  16:00 op./17:05 st./19:42 end 1階13列43番

 
 
仙台で初日を迎えた「薬師丸ひろ子 40th Anniversary Tour 2022~アナタノコトバ~」の観覧から二週間。
 
続いて原田知世の同じく40周年の記念コンサートを観ることになった。
 

オフィシャル先行で申し込んだのは1階中通路より前確定のS席のチケット。

 

5年前の彼女の誕生日当日に開催された「原田知世 35周年アニバーサリー・ツアー “音楽と私”」では、早々にチケットサイトの先行で申し込んだものの、チケットは無事確保もまさかの3階席という先行当選マジックに苦汁を飲んだ。

 

今回は何とかして前回よりも良席で観たいと腹を括って高額チケットでの申し込み。

 

そして無事に当選メール。
 
 
しかも13列という予想以上の前方席が確定。
 
 
かつては何度もイベントステージの前方で彼女の歌う姿を見てきただけに、40周年の記念すべきタイミングでこの良席というのは何か運命に導かれているような気もして、ただただ嬉しいのひと言。
 
ちなみにこれまで最接近したのは「時をかける少女」発売記念のサイン会イベント。
 
 
文字通り褪せた写真の傍らにあの頃の思いが残っている。
ネガフィルムもどこかにあるはずなんだけど…。
 
 
そしておそらく直接会えた最後は「天国にいちばん近い島」の公開前イベント。
 
 
あとはミュージカル「あしながおじさん」は三越ロイヤルシアターの初日公演を最前列でみたはず。
 
一方で自分はあくまでも女優原田知世を追いかけていたこともあって、アーティスト原田知世とはいつしか距離ができてしまった。
 
そのまま他のアーティストやアイドルのライブが現場の中心となってしまい、5年前のオーチャードホールがあれ以来の30年以上ぶりの再会となるはずだったけれど、さすがにモニターもない3階席では厳しかった。
 
そんな思いも全部ひっくるめての今回の13列での再会。
やっぱり感慨深いのひと言。
 
当日は別件も含めて早めに上京することもできたけれど、夜のコンサートのみを目的にすることにして、昼過ぎにゆっくり地元駅を出発することになりました。
 

 
考えたら地元駅を上京で利用するのは久しぶり。
終電の関係で前橋駅の利用が続いたし、それ以外では太田経由で東武鉄道を利用することも増えてきた。
 
少し早く到着したのでしばしホームのベンチでまったり。
 
 

こんな時間に出発しても余裕で間に合うのはありがたい。

 
 
ちょっと早いけど先発の湘南新宿ライン小田原行き。
 
 
駅そばでお昼のつもりだったけど、まだお腹空いてないので、NEWDAYSでおにぎりとか買い込んで早めに出発です。
 
 
普通グリーンの座席に茨城県の観光ガイドがあってびっくり。
 
 
池袋からはショートカットで有楽町線を利用と思ったけど、まだかなり時間があるので山手線内回りで遠回りして有楽町へ向かう。
 
 
わざわざ40分かけて有楽町に到着。
 
 
都心で駅前直結はなかなか珍しい。
ちょうどいい時間になったので間もなく開場だけど、お腹空いたし買っておいたおにぎり食べてから。
 
 
東京国際フォーラムも久しぶり。
 
最初にここにきたのは2004年の夏の「ブロードウェイミュージカル ピーターパン」だと思う。
その後も2010年2012年とホールCで不定期ながら観覧。
 
2011年には「DRACULA THE MUSICAL」さらに再演の2013年もホールC。
 
 
そして初のホールAは2011年の「BoA THE LIVE 2011 “X'mas” ~The 10th Anniversary Edition~」で体験もこの時も1階席後方でモニターなしだった。
 
そして二度目のホールAは「SCANDAL HALL TOUR 2013「STANDARD」TOUR FINAL」だったらしい。
 
今回はそれ以来となる9年振りのホールA。
 
 
そしていよいよ館内へ。
 
 
開場時間は16時。
開演時間は17時。
 

エントランス入ってすぐに入場列できている…と思ったら当券列だった。
 
 
入場列は逆の方にできてた。
2ターンくらい?開場したのですでに動き出している。
 
 
そのまま列が進みホールAのロビー前に移動。
 
 
さすがに40周年記念コンサートということでスタンド花もたくさん出てました。
 
 
 
 
そういえばこの前Mステでも「時をかける少女」を歌っていましたね。
 
 
 
 
 
この時間帯ではロビー開場でした。
 

ちょうどロビーでスカパーの加入勧誘していて、申し込まれた方にはポスターセットプレゼントのアナウンス。

 

 

 

すべて複製ポスターですが、自分は当時の原田知世の出演作品のポスターはほぼ全部実物でもっています。

 

 

「時をかける少女」では「知世はもうすぐ未来へいきます。」の初回版やその他のB全版まで、さらに駅に貼りだされた大型ポスターも使用済みながら手に入れました。

 

他にも角川文庫と連動したものも含めて…当時通っていた新宿のシネショップのマスターと懇意になって探してきてもらったり…カラーのロビーカードもセットで持っています。

 

もちろん「愛情物語」や「天国にいちばん近い島」もB全版含めて一揃いはあるはず…いい時代にいいお店とおつきあいできました。

 

その他、今回のコンサートに関連するCDアルバムのポスターも展示。
 
 
このコンサートのポスターもいい感じですね。
 
 
ここ数年誰に限らずCDを買う習慣がなくなって、まだベストアルバムは買っていませんでした。
 
もちろん今回のリリースは知っていましたが、個人的には映画「あした」のテーマ曲が入っていたら即買いだったんですけどね。
 
あのシングルだけはリリース当時に買いそびれて、それ以降まったく手に入らず、ネットでも探してオーダーしたら入荷未定になっていたり。
 
 
でも、こうして初期の主演映画のポスターを改めて見ると当時のことが鮮やかによみがえってきます。
 
ちなみにここに紹介されているポスターは一般的なものですね。
初回盤のポスターはデザインがまったく違います。
 
 
ほどなく本開場で客席に移動してみます。
 
 
13列、まずまずの距離感でしょうか。
 
 
ちょうど13列あたりから少し傾斜がついてきて、それより前列はほぼフラットな並びになっています。
 
前方は傾斜がないので前の席にデカイ人来ると辛いなと思っていたけど、どうやら女性客らしく少しホッとしました。
 
 
ひとまずトイレを済まそうとロビーに出てみます。
 
グッズでも買おうかと思いましたが、ロビーを出て階段の上まで並びらしいので早々に断念、考えたら早めにきて買うのもありだったですね。
 
もっともグッズに執着全くなくなったし、買うにしても薬師丸ひろ子のツアー同様に記念のキーホルダーくらいでしたか。
 
トイレを済ませた後、CD売り場は空いていたので、ペストアルバムの通常盤だけ買いました。
ただ特典のポスターが持ち帰りで少し邪魔ですが記念ですし。
 
 
 
さあ、そろそろライブの開演時間です。
 
<セットリスト> ※一部確認中
 
 OP.-
 
 01:A面で恋をして
 
 -MC-
 
 02:恋をしよう
 03:ユー・メイ・ドリーム
 
 -MC- ゲスト:大貫妙子
 
 04:地下鉄のザジ (Zazie dans le métro) (with 大貫妙子)
 
 -MC-
 
 05:ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ
 
 -MC- ゲスト:土岐麻子
 
 06:Ping-Pong (with 土岐麻子)
 
 -MC-
 
 07:冬の子守歌
 
 INT.- 休憩(20分)
 
 08:Like This
 09:ヴァイオレット
 
 -MC- ゲスト:高野寛
 
 10:邂逅の迷路で (with 高野寛)
 
 -MC- ゲスト:鈴木慶一
 
 11:アップデートされた走馬灯 (with 鈴木慶一)
 
 -MC-
 
 12:くちなしの丘
 
 -MC-
 
 13:夢の途中
 
 -MC-
 
 14:一番に教えたい
 
 -MC-
 
 15:銀河絵日記
 
 [アンコール]
 
 -MC-
  バンドメンバー紹介
   ピアノ・キーボード:佐藤浩一
   チェロ:結城貴弘
   ヴィオラ:三木章子
   ヴァイオリン:沖増菜摘
   ヴァイオリン:伊藤彩
   ベース:鳥越啓介
   トランペット:織田祐亮
   サックス:藤田淳之介
   ドラムス:みどりん
   ギター:伊藤ゴロー(バンマス)
 
 16:ロマンス
 
 -MC-
 
 17:時をかける少女
 
 ending
 
 
アンコールでは撮影タイムがありました。
 
ただここでは動画NGかつ一曲のみとモニターにも出ているのに、平気で動画撮ってる人、さらにそのままラストまで撮影していた人、ダメですよ、周りにもいました。
 
いくらライブ慣れしてないからって、ルールはルールですから守りましょう。
 
ちなみに自分はスマホの電源切っていたので、撮影タイムは出遅れました。
 
もっともスマホが最新じゃないし、13列上手はこれが限界。
ステージからの照明が重なる位置なのもきつかったかな。
むしろモニターを撮った方がよかった?
 
 
 
 
 
 

 

ライブの詳細は各音楽サイトなどに出ています。

映像ソフトとしてもリリースされそうですし、ここでは詳しいレポは割愛します。

 

 

途中で休憩時間が20分あって、アンコールも含めた公演時間は実質140分くらいだったでしょうか。

前半と後半のバランスはよかったと思います。

 

夏前のツアーと違って今回はスペシャルコンサートということで、各ゲストコーナーではじっくり話もしていたのでその分公演時間が増したようですね。

 

期待していたような更なるサプライズはありませんでしたが、じっくり歌声を聴けて満足です。

 

そもそもデビューからずっと女優原田知世で追いかけてきたので、アーティスト原田知世はほぼビギナーみたいなもの。

 

あとは一曲一曲きちんとMCで語るような構成で、その時々の彼女の思いや裏話なども聴けて楽しかったです。

 

特にリアルタイムで見守ってきた時代の話は、あっという間にあの頃の自分に戻れちゃうから不思議。

 

初期の作品は一曲ごとに思い出が溢れ出す。

ゲストの鈴木慶一氏が登場して″アップデートされた走馬灯”について語った。

 

走馬灯のように思い出すのは毎日3分でいい。

一日三分走馬灯…一つのメロディがあの頃に誘ってくれる。

 

個人的にはもっと懐かしい映画の主題歌を聴きたかったけれど、それは過去の歌手原田知世の時代の話だし、むしろその何倍も多くの楽曲がアーティスト原田知世によって歌い継がれている。

 

きっと先に観た薬師丸ひろ子のデビュー40周年ツアーで、たくさんの映画主題歌を聴けたからそう思ってしまうのだろう。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
19時40分過ぎに終演。
急げば予定していた電車に東京駅で乗り継げそうだ。
 
 
目の前の有楽町駅まで歩いて早々に会場を後に。
 
 
 
何とか乗りたかった高崎行きに東京から間に合いました。
弁当とか買う時間なかったけどやむ無し、これで地元駅の終電前に帰れる。
 
 

乗車前に何も買えなかったので、途中の籠原の切り離し作業の停車時間でホームの自販機へ。

 

高崎で両毛線に乗り換え。

考えたら前回の薬師丸ひろ子ツアー仙台の帰りと同じ電車ですね。

会場を撤収した時間もあまり変わらないのに、新幹線と在来線の違いは大きいってことだな。

 

5年ぶりの知世ちゃんのコンサート観覧でした。
曲も半分くらいは初聴きで知らなかったけど問題なし。
そこに原田知世がいて生の歌声を聴きにきたのだから。
 

そもそも最初から曲知らない前提で来てるわけで、それは言い訳にならないですからね。

知らない曲もアルバム買ったので勉強します。とにかく楽しかったし、また観たいと思えればそれでよし。

 

以下、バンドメンバーのコメントなど。