琴似で「立ち食い寿司」 | ぶらり散歩写真@sapporo

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琴似で注目の寿司店「2代目 辰よし」。

 

 

JR琴似駅すぐ近く。琴似栄町通り、ラーメンの「ななし」もつ焼「かど」のある交差点を「らっきょ」のある方向に曲がってすぐの左。

 

外から店内が覗けるので、空いていたら入ってみるのもいいかも。

 

まずはビール。

小瓶のみですが、「サッポロ黒ラベル」と「アサヒスーパードライ」があります。

 

寿司はお好み200円(以下全て税別)から。

セット「夜鮨」なら握り7貫、手巻き1本、お椀付きで2,000円と格安。

(握り10貫で高級仕様の「祭り鮨」4,000円もあり)

 

。。以下、この日の「夜鮨」の内容をご紹介しましょう。

 

まずは「鯛」。

熟成、皮目も炙って。旨みを吹き出す丁寧な仕事。

赤酢も使った(3種ブレンド)シャリにもよく合ってます。

 

「かつお」

香り良し。時期的にアッサリながらコクもあり。

 

ここで日本酒に。

ラインアップは入れ替え制。

この日は「夏の酒」をテーマにした限定酒もあり。

「明鏡止水 日本の夏(純米)」

“信州の夏” をデザインしたというラベルがいい。

純米の旨みに加えて爽やかなキレも感じます。

 

「しまあじ」

凝縮感のある舌触り。シャリの良さも引き立てます。

 

ここでお椀を出してくれました。

岩のりの味噌汁で、舌のリセットにもお酒のおつまみにもなります。

 

「そい」

北海道ならではのタネですが、何と塩酢で “1週間” 熟成させているとのこと。

旨みたっぷり!

 

次のお酒は福岡「庭のうぐいす なつがこい(特別純米)」。

蔵元曰く、“暑い夏に喉を潤すような爽快な飲み口” に仕上げたお酒。

自社培養の酵母でリンゴ酸を生成、フルーティな爽やかさを演出しています。

 

「さくらます」

これも北海道らしい一貫。

ご主人によると「イワシをたくさん食べているから脂の乗りがいい」とのこと。

漬けにして味わいを深めており、確かに旨い!

 

さらにこれまた北海道ならではの魚、「さめがれい」。

軽く炙って甘ダレでいただきます。

ジューシーな魚なので、炙ることでシャリとも良いバランスに。

 

握り7貫目は「まぐろ赤身 漬け」。

マグロらしい香りに酸味も感じます。

 

お酒も福井の銘酒「黒龍 夏しぼり」に。

純米吟醸原酒で、夏に “搾りたて” のような爽やかな味わいが楽しめます。

これもまたいいお酒です!

 

ラストは「かんぴょう巻き」。

独特な “手巻き” スタイル。

工程を簡素化しつつ味は落とさない、というこだわりです。

 

定番系に加えて北海道ネタを揃えつつ、きっちり仕事も施しています。

値段からは考えられない内容の良さで、コスパは文句なしでしょう!

 

気軽に入れる立ち食いなので “ちょこっと摘まんでちょい飲み”。そんな理想的な寿司屋の使い方が出来る店としても注目ですね。