先日、富士フイルムが新型のミラーレスカメラ「X-T50」を発表しました。
6月の発売になるようです。
これはXシリーズの「2桁タイプ」として「1桁タイプ」のエコノミー型的な立ち位置の機種。
歴代では「X-T1」に対しての「X-T10」に始まり、「X-T2とX-T20、X-T3とX-T30」と続き、前機種の「X-T4」に対しては「X-T30Ⅱ」となりました。
なので現行の最新 “1桁” 機種である「X-T5」の “2桁” 機種が「X-T50」になります。
その違いの詳細はネット記事等を参照いただくとして、簡単に言うと「センサー・画像エンジンは共通」で基本的な撮影性能・画質は同等。
「シャーター性能」やEVFなどの「デバイス性能」などには差が付けられ、ボディ的には2桁機が少し小さく軽い。その分本体の重厚感には差があります。
一方、2桁機のメリットになるのが「フラッシュ」が内蔵されていること。
これがけっこう便利。
このような内容でサイズも小さく、軽い。さらに値段も安いので、コスパ的には魅力を感じるユーザーも多いはずです。
まさにこれこそが、富士が「APS-C」にこだわる理由でもあったはずなんですけどね。。
しかし今回の価格。
X-T5が大手家電販売店で現在ボディ単体が約30万円で販売されて(入手困難ですが)いることから想像されてはいましたが、「デジカメWATCH」の記事では店頭予想価格がボディ単体で24万6400円となっています。
やはり高い!
ちなみに前機種のX-T30Ⅱの発売時の価格はボディ単体11万円前後だったことからすると倍以上ですからね。
個人的な感想とすれば、もちろん機能・性能ともに向上していて素晴らしいんですが、(旧機種との)価格だけの差は感じませんね。普段使いにこんな高性能は不要でしょう。
例えばさらなる弟機としてX-30Ⅱと同じ機能・性能の「X-50s」などが同じく11万前後で発売されるなら断然そちらを買うと思います。
。。にもかかわらず、発売後も相変わらずの入手困難が続くんでしょうからね。
ホント、一体どうなっちゃってるんでしょうか?