5月中旬になるといよいよ「うに」が出回ってきます。
。。といっても「うに」自体は通年あるんですが、この時期は札幌から比較的近いエリアの小樽~積丹のウニが解禁になるんです。
基本的には6~8月が漁期となりますが、例年小樽は5月15日、余市は20日と少し早めに漁が始まります。
この時期の「うに」は安定していないこともありますが、何より “希少” なので、季節を感じる楽しみでもあります。
一方、通年「うに」を用意する寿司店などでは。。
これは先日、狸小路エリアの人気店「鮨処 有馬」での一貫。
この時期には浜中や根室・羅臼など道東の「ばふんうに」、夏には「利尻」ものなどを使っているようです。
同じく、すすきのの「鮨金」では。。
「むらさきうに」をいただきました。
こちらは豊洲の高級「箱もの」。“北海道で加工”(つまり旬は加工業者が担う) され、豊洲の市場で銀座等の高級寿司店が競って仕入れる一品です。
この日も競りの上位落札フダが貼ってありました。
ともにミシュラン星付きの店で「うに」も通年 “安定したもの” を使う工夫をしているようで、それぞれ素晴らしい「うに」でした。
いずれにしても来週くらいからこの季節ならではの「小樽」ものが出て来るはずなので、楽しみにしたいと思います。