現在大変な状況にある能登半島~周辺地域ですが、日々の報道を目にし心が痛みます。一日も早い復興をお祈り申し上げております。
当地といえば、エリアを代表する街「金沢」のことが頭に浮かんできます。
そこでかつての想い出について書いてみたいと思いました。
最初は旅行で訪問して金沢の街の魅力に魅かれ、その後仕事上でも営業所が市内にあったため、その出張を画策wするなどして何度も訪問しました。
金沢を好きになった大きな理由がやっぱり “金沢グルメ”。
まずは「おでん」。
「金沢おでん」と呼ばれる独特の文化があり、これにハマりました。
「金沢おでん」の定義は。。
・地元金沢の食材を使うこと
・1年を通して食べられること
(。。らしい)
なので、味付けは店ごとに異なり、どの店に行ってもそれぞれに楽しめました。
お気に入りの店は木倉町通りにある「大関」。
“大衆割烹”の看板を掲げているように、自分の好きな “居酒屋チック” さが魅力。
当時は携帯の写真もまだまだで撮らなかったので(その頃の)雑誌の写真をお借りしましょう。
この大根が加賀野菜の代表ともいえる「源助だいこん」。
出汁がいい感じに染みて旨い。
旬の秋~冬にしか出さないというこだわり。
その店の出汁の味がわかるので、最初に頼みたい一品です(「車麩」もいい!)。
「牛すじ」も大ぶりでトロけるような柔らかさ。
「フキ」も東京の老舗で食べるものとはひと味違った旨さがあります。
そして何より「かにめん(カニ面)」。
「香箱ガニ」(ズワイガニの雌)の身をむいて内子・外子とともに殻に入れて出汁で煮込みます。
「大関」さんの仕上がりはこんな感じ。
。。まあ、これには参りました!
テレビでやってる「人生最高の。。」という意味合いなら、これを入れたいと思うほど。
この「かにめん」、カニ漁の解禁が11月の6日前後なので、お店に登場するのは2週目くらいから。
そして年内には終了しちゃいます。
「梅貝(ばいがい)」。これも旨し!
金沢おでんは他にも最古の老舗とされる「菊一」や人気の「三幸」「赤玉本店」「高砂」など、どこ行ってもそれぞれの味わいがあって楽しいです。
今回は想い出の「金沢おでん」について書いてみました。
金沢には他にもたくさん旨いものがあるので、引き続きご紹介しようと思っています。