凱旋門賞に思う | ぶらり散歩写真@sapporo

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久々の競馬ネタです。

 

昨夜はフランスのパリ・ロンシャン競馬場で「凱旋門賞」が行われました。

今年は日本から4頭が出走。大きな期待を集め、中でもタイトルホルダーには「今年は勝てるかも」というコメントがあちこちで飛び交っていたようです。

 

陣営としては戦前「他馬がついてこれないような大逃げを」と言っており、レースでも果敢にハナを奪って逃げましたが、直線半ばで撃沈して11着。

好位置でレースを進めていたディープボンドも直線ではズルズル下がる一方で18着。

 

ステイゴールド産駒であることと、元現地ジョッキーのルメール騎手が乗ることに期待をかけられたステイフーリッシュも14着。

今年のダービー馬で武豊騎手騎乗のドウデュースに至ってはスタートしてから後方のままで、フォルスストレートではズルズル下がり始める状態。目も当てられない惨敗で結果19着と、しんがり負けでなかったのが不思議なくらい。

 

個人的にはやっぱり日本馬に勝ってもらいたいので全馬惨敗は残念でした。

しかしメディア・関係者の反応はこの結果に対し、「雨が不運だった」とか「馬場が合わなかった」等のコメントも多く見受けられましたが、それは初めから分かってることですし、全馬同条件ですからね。

 

関係者では、唯一ステイフーリシュの矢作調教師が「馬場や雨は言い訳にならない。四輪駆動のような、ここで勝てる馬を作って連れて来なければならない」と言っていたのが印象的でした。

 

勝ったアルピニスタには文句のつけようがありません。素晴らしい馬ですね。

こんな馬に昨日の条件で勝てる日本馬が出てくるのでしょうか。。そんな気持ちにさせられました。

 

アルピニスタは5歳の牝馬。5歳牝馬の優勝は85年ぶりとのこと。

それで思い出したのが日本の名牝馬「ウオッカ」です。

2007年の日本ダービーで64年ぶりという牝馬による優勝を成し遂げた馬でした。

ダービー直後にはその年の凱旋門賞挑戦が発表され、条件的な有利とされる3歳牝馬での出走は大きな期待を集めたものです。

 

しかし程なくして、疾病による調整不良のため出走は断念されました。

その後調子を戻したウオッカは数々のG1を勝ち、5歳になって迎えたジャパンカップ。

当日は現地に行きましたが、超混雑で写真もまともに撮れず、この写真がようやっと。。

(手前のゼッケン5番がウオッカです)

 

コースでは山の手線の通勤ラッシュ以上の人混みで、レースは全く見れませんでした笑。

結果は5歳牝馬のウオッカが見事優勝。

その帰り道、「5歳になったウオッカだけど、ジャパンカップに勝つくらいなら凱旋門賞に行ってもらいたかったなあ」と思ったのを覚えています。

 

余談はこれくらいにして、今年も期待を吹き飛ばされたような凱旋門賞の結果でした。

ここまで来ると、もう意地でもとにかく一度勝ってもらわなければなりませんね!