剛典side


ガシッっと俺の腕を掴んで

外に出た先輩


岩「どこ行くんですか?」


「ん~どうしよっか笑

だって、せっかくのクリスマスなんだから2人の時間も必要でしょ?」


岩「そうですね」


「よし!飲もー!」


岩「えっ?まだ飲むんですか!?

彼氏さん心配しますよ?」


「あ...そうだった...

あんまり飲んだら怒られる」


岩「先輩、良く危なっかしいって言われるでしょ」


「なっ!何でわかんの?」


岩「分かりますよ 笑

送りますから家、教えて下さい」


「ありがとう~ガンちゃん~」


...


ガチャッ


「入っていいよ~

家で飲むなら大丈夫でしょ~」


岩「えっ、でも」


「ガンちゃんは、いい子だから~

危なくないもん」


家に上がらせて貰って

お酒を飲んでたら

爆睡してしまった先輩


岩「先輩...

俺だって男なんですからね」


頭ポンポン


「zzz...おみ...く...ん」


岩「もうちょっと早く自分の気持ちに気づいてたらな...」


爆睡してる先輩に布団をかけてあげて

自分の家に帰った



先輩との出会いは

入社日


岩「経理課ってどこだよ」


会社が広すぎて完全に迷ってしまった俺

そこへ...


「わぁっ...」ドシンっ

バラバラバラ


「...っ痛」


岩「大丈夫ですか!?」


「うん、私は...

あぁ~書類がバラバラに 泣」


岩「手伝います!」


「ありがとう~泣

...あれ?もしかして新人くん?」


岩「はいっ!経理課の岩田です」


「私も経理だよ~〇〇です!

よろしく!」


あれから

危なっかしい先輩をよく見てきたなぁ笑


でも、仕事は出来る先輩だから

凄く尊敬してた


もしかしたらあの頃から

惹かれてたのかもしれない


でも、先輩には彼氏も居たし

(後から浮気されて別れたって聞いたけど)

俺にもあの時は彼女が居たから

自分の気持ちには全然気づかなくて


気づいたのは最近

社員旅行位の時期で


でも先輩の彼氏を目の当たりにしちゃったから何も考えないようにしてたけど


クリスマスに会って

やっぱり危なっかしい先輩の事が気になって...


最近、先輩がまた元気が無くて

心配していたら


公園でバッタリ...


岩「先輩!」


「岩田くん!

こんな所で会うなんてビックリ」


岩「...先輩、もしかして泣いてました?」


明らかに目が腫れて赤くなっていたからつい口に出してしまった


「っえ?泣いてなんか...泣」


岩「わっ汗 どうしたんですか!?」


...


岩「はい、どうぞ」


ベンチに座りコーヒーを渡した


「ありがとう」


岩「落ち着きました?」


「うん、ごめんね

変な所見られちゃったな 笑」


岩「何かあったんですか?」


「あのね、私の彼氏が

4月までアメリカ滞在の予定だったんだけど、後3ヶ月伸びちゃって...」


岩「じゃぁ、夏まで帰ってこないんですか...」


「うん...夏までなんて

すぐ...だよ...泣」


今は1月...

後半年もあるのに...



__ぎゅっ

岩「こんな先輩見てられませんよ...」


「岩田くん...」



?「ふぅん♡」カシャッ



岩「先輩が好きです」


「えっ...」


岩「こんな時に言ってすみません

でもほっとけなくて...」


「ありがとう岩田くん

でも私は臣くんが好きだから

いつまでも待つよ」


岩「先輩...

何かあったら頼って下さいね」


「うん!」



もうちょっと早く自分の気持ちに気づいてたら

先輩と付き合うことが出来たのかな


過去を悔やんでも仕方ない

俺は俺なりに先輩を支えよう

そう思った



__ロサンゼルス


~♪

は?アイツからメール?


『おみ~♡

良いもの見ちゃった♡画像送るね!

早く日本帰って来てよ~寂しいじゃん』


ほんと、アイツうぜぇな

添付画像を開くと


臣「〇〇と、岩田くん?」


2人が抱き合ってる画像だった