熱闘!関東秋の陣 in 宇都宮 | 社会の窓まで ―飽くなき探求心―

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類稀なる発想力とバイタリティを遺憾なく発揮し、その真実にせまる!

AM 4:30

 

 

私は悩んでいた。

 

 

 

この日は、関東大会準決勝の日。

 

私の応援する、高崎健康福祉大学高崎高校―通称健大高崎

この日の第二試合に、作新学院と試合がある。

 

 

これまでの健大高崎の秋の歴代成績は

関東BEST4が最高記録。

 

今年の群馬は、秋の関東の中ではかなり完成度が高いと聞く。

今大会は、明秀日立・横浜と、強豪校を得意の戦法で倒し

春の選抜も当確した。

 

 

もしかしたら

記録をその手で更新する、その瞬間を見ることが出来るかもしれない…。

 

 

 

しかし。

 

大阪から栃木までは

新幹線で4時間半

時間もかかるけどお金もかかる。

 

ラジオ中継もあるらしいし、そっちで観戦するのも悪くない…

 

 

 

なんて考えながらも

着々と準備をすすめるまぁゅん氏。

 

 

 

AM 6:00

 

 

新幹線に乗りながら、仮眠をとる。

 

 

 

AM 9:21

 

 

宇都宮駅到着。

 

駅には、野球観戦に来たけど球場に行く方法に困っている

交通手段難民があふれかえっている模様。

 

 

それもそのはず。

今回の会場の宇都宮清原球場は、駅から車で20分。

歩くのは到底無理だし、タクシーで行くのもちょっとためらう距離。

そこに向かうバスは、1時間に1本レベル。臨時輸送はない。

そして、この時間から乗れるバスは、9:53分発しかないらしい。

 

 

試合開始は10時

 

間に合わない。

 

 

 

よくよく聞いてみると

30分頃に出発するバスが、球場から徒歩15分くらいのところに停まるらしい。

 

それなら、うまくいけば2回はじまるまでには到着できそう!

 

 

急いでそれに乗りこみ

球場へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

球場の近くにいくと

聞きなれない応援の声が轟いている。キラキラ

 

 

球場から、ではなく

地面から、そして近隣にある工場地帯のあちこちに反響して

いろんなところから聞こえてくる。

こんなに「轟く」という状況を感じたのはじめてだ!笑

 

 

第一試合は

 

東海大市原望洋(千葉1位) - 前橋育英(群馬1位)

 

 

まだ試合はじまって数分だから、1回の表でしょう。

前橋育英の応援は知っているから

望洋が攻めているみたい!電球

 

 

急いでチケットを買って

とりあえず中に入り、見やすい所を確保することにした。

 

 

 

 

 

 

 

第一試合を闘っている前橋育英といえば

ここ1年、1回も勝てていない憎き相手火

 

 

…と思っていたんだけれど

こうして見ていると、なぜか勝ってほしいと自然と応援してしまう。

 

これが、ライバルってものなのかしら。

 

 

 

しかし、関東BEST4になると、やっぱりみんな強いね。

 

第一試合はコールドで勝ってきたようなチームでも

そんなワンサイドゲームにはならない。

 

 

 

東海大市原望洋 - 前橋育英

 

東海大市原望洋  005 000 00

0  =   

5
前橋育英 100011000  =3

 

 

東海大市原望洋:金久保ー宍倉
前橋育英:吉澤ー戸部
三塁打:丸山(前)、金久保(東)、塚越(東)
二塁打:鯨井(東)、小池(前)

 

試合の詳細はこちら

 

 

 

1つの失投やエラーで試合がガラっと変わってしまう

そんな試合展開。

 

3回の5失点が致命的だったけれど

それでも、じわじわと追い上げていく粘り強さ。

まさしく、私のしっている前橋育英だった。

 

 

 

敵はとるぜ、前橋育英よ。

 

 

 

 

ここまではネット裏の上のほうで見ていたんだけれど

ここからは、私も一緒に応援するために、1塁側に移動。ため息

 

 

 

 

 

 

客席に角度があって、俯瞰して見えるし

上の方は風が通る。

なんか、サッカー場みたいなつくりだな手描きふう双葉

 

 

ほんとうは応援席のすぐ隣で応援したいんだけれど

試合もある程度わかりやすい所で見たい。

 

ということで、応援席からベンチ3つ分はなれた所に陣取ってみた。

 

 

それにしても…

 

 

 

 

 

 

すごい客の数だ…(ノ゚ο゚)ノ

 

 

毎回思うんだけれど、関東の高校野球人気はすごいよね。

 

近畿大会も見に行っているけれど

この半分のサイズの球場で、そのまた半分しかお客さん入ってないもん。

私が中学生の球児なら、絶対関東の学校に進学したいと思うよ(笑)

 

 

 

それはそうと。

 

 

これまで私が遠征して見るのは、これで5試合目。

そのうち1試合はコールド勝ちで、残りの4つは負けてる。

 

毎度強い相手との試合を見に行ってるからなんだけれど

それにしても私が行くと勝率が悪いから

甲子園のかかっている試合は、見に行かないようにしてるんだ(笑)

 

でも今日は

 

 

イケる気がする!!火

 

 

 

 

 

試合は、あまり芳しい幕開けではなかった。

 

エースナンバーを背負う投手は、今日は少し堅いように見受けられ

相手もメチャクチャ対策してきているのが見て取れる。

 

よくマンガで「データは嘘をつきません」とか言って

うんちくを延々しゃべっているようなキャラがいて

そういうキャラはたいてい主人公の噛ませ犬みたいになってるけれど。

現実世界でも、戦略的に試合を行うための情報っていうのは非常に重要なんだよね。

 

やっぱり強い学校っていうのは

相手の情報を調べて、時間をかけて対策していることが多い。

 

 

 

実は、今回少し楽しみにしていたことがあるんだきゅん

 

 

なんでも、最近応援スタイルがちょっと変わったみたいで

それがものすごくイイって話題になってた。

 

客は10人目の選手、なんて言葉があるけれど

聞いた瞬間「○○高校の応援だ!」ってのがわかるようなのがいいと思うのよね。

智弁和歌山の"魔曲"みたいなやつとか。

 

 

 

 

 

 

7回裏くらいだったかな。

 

 

苦しい展開は続いていたんだけど

その時に、健大の応援席の人がみんな肩くんで

ちょっとアップテンポな感じで校歌歌いだして

 

チアの女の子だかが、黄色い声で

「○○がんばれ~はーと 

とか言い出した。

 

 

めっちゃイイな(*´ω`*)

 

 

 

緊張して静かだった客席が一気に客席がなごんで

「よし応援しよう!」なんて感じになってきたよ!!

 

 

こうやって応援にひっぱられて客席の雰囲気が変わることって

甲子園では何度も見ているんだけれど

秋の地方大会では、珍しいんじゃないかな。

 

プロでは7回でジェット風船飛ばしたり、なんてこともあるけれど

そんな風に定番化したらおもしろいなぁ(*^^*)はな

 

 

 

 

作新学院が健大高崎を下し、5年ぶりの決勝進出!

 29日、来春の選抜高校野球大会の出場大会を決める秋季関東大会の準決勝2回戦、栃木代表の作新学院と群馬代表の健大高崎が宇都宮清原球場(栃木)で対戦した。。

 

 

作新学院  010 010 01

2  =   

5
健大高崎 000000010  =1

 

 

作新学院が大関、健大高崎が伊藤の両先発で開始した。

 

1回表、作新は4番大関まで繋がるも三振で無失点に終わる。

続く1回裏、健大高崎は相手のエラーで出塁するも得点には繋がらず。

2回表、池澤が作新今日初のヒットを放ち、続く七井が左前適時打で1死1、2塁とし、大久保が左前適時打、加藤が右前適時打で1点を先制する。

更に5回表、1死1、3塁から中嶋の犠打で鈴木が生還し1点を追加する。

 

健大高崎は、5回まで大関から1安打とピッチングに苦しみ、8回表には暴投で3点目を与えてしまう。

8回裏に安里の犠飛で1点を返すも苦しい展開のまま最終回を迎える。

9回表、2死1、2塁から鈴木の左越適時二塁打で2点を奪われ、続く9回裏先頭打者が出塁するも後続が続かず。

5-1で作新学院が勝利した。

 

これで作新学院は2011年以来5年ぶり11回目の決勝進出となる。

 

 

 

 

試合記事はコチラから抜粋。

 

 

 

 

これからだ(`;ω;´)

 

 

 

 

今日は完敗だったけど

でも、選抜まではあと半年ある。

 

こういった舞台でも

健大の戦い方は、充分相手を翻弄できるんだから。

 

 

甲子園では、また

躍動している姿を見せてくれるよね!!

 

 

 

1年はまだはじまったばかり。

 

がんばれ。

がんばれみんな。

 

 

 

 

ちなみに作新学院は

関東大会で優勝して、神宮への切符も手に入れました。

 

 

簡単に負けちゃダメなんだからな!