さて、先の記事 「ただ、そこにいなさい」という教え や 梵我一如の世界 、 日常の心の持ちようについて…の5つの教え で引用した中健次郎×矢作直樹著「人は死なない。では、どうする?」
を読んでからというもの、俄然「気功」というものに興味がわいた。昔、一度、本を買ったことがあった気がするけれど、あまりピンとこなくて処分してしまった気がする。
中先生の気功の本て図書館にあるかな…と検索したら、この本が出てきた。中健次郎著「病気が治る「気功入門」」
中先生が師事した先生方の超人ぶりも非常に興味深く、初対面の人の病歴を一瞬で当てる方、一瞬で水を凍らせる方、空中浮揚だけでなくびゅーんと飛ぶ方、同時にあちこちに存在する方、これだけでも読む価値あり…の本である。
で、もちろん、紹介されている気功も手軽に始められそう。今、2つばかりやっている。私はヨーガもぼちぼちとやっているけれど、気功も興味深い。
今日はこの本の最後に紹介されていた「祝福の気功」を抜粋。これは、本当に誰でもできる。
---------- ここから
ここで、この本最後の気功法を紹介しましょう。「祝福の気功」といいます。
この気功法は、どんな姿勢でいつ行ってもかまいません。
まず、あなたのお母さんが幸せそうに笑顔を浮かべている様子を想像しましょう。
もしかすると、お母さんに対してわだかまりがあり、心のかせが邪魔をして、うまく想像できない人もいるかもしれません。そんなときは、お母さんが子どもだったころの顔を想像してください。実際に、子ども時代の顔を知らなくても、きっとその無邪気な笑顔を想像できるはずです。
笑顔を思い浮かべるだけでもいいのですが、できればそのあとに「あなたのことを、ただ愛しています」と唱えてください。
口に出さず、心の中で唱えるだけでもかまいません。特別な呼吸法や動きも必要ありません。ただ笑顔を思い浮かべて、数回唱えるだけでいいのです。
お母さんの次は、同じようにお父さんの笑顔を想像しましょう。こうして、旦那さんや奥さん、兄弟、祖父母の順で、肉親の1人ひとりに続けていきます。肉親が終わったら、今度はこれまでにお世話になった人たちや、友人たちに対しても行いましょう。
こうして、その人の笑顔を想像して純粋な愛で祝福すれば、どんなに遠くにいても、その人のもとに幸せをもたらすエネルギーが飛んでいきます。すると、実際に、その人が幸せになったり、体調がよくなったりするのです。もともと、他人も自分も一つですから、ほかの人に幸せをもたらすことは、けっきょく自分の幸せとなります。
最後に、苦手な人や嫌いな人、憎んでいる人に対しても行いましょう。
きっと笑顔を想像することすらも難しいはずです。最初は心がこもっていなくてもかまいません。祝福の波動に変わりはないので、とにかくやってみてください。
一度、自分が正しいと肯定する思いを捨ててみましょう。これを気功では「捨肯(しゃこう)」といい、たいへん大事なレッスンです。そのうちだんだんと心のわだかまりが取れていき、いつしか、心の底から祝福することができることでしょう。
先ほど述べたように、祝福の気功は、負の感情によって覆われてしまった純粋意識のふたを取り去るための気功です。
祝福の気功によって、心の奥にある純粋な愛に気付くことができれば、心と体は平安に満たされ、一つになります。精神的ストレスも軽くなり、人間関係もおのずとよくなるでしょう。さらに、不思議と細胞が生き生きとしてきて、体調もよくなります。そして、そこに、内なる喜びがわき起こってくるのです。
この祝福の気功で、多くの人が心身の病から解放され、人生をすばらしいものに変えられました。
例えば、職場の人間関係のストレスが引き金となり、さまざまな病気を抱えていた50代の男性の例です。彼は自力で歩けず、人に抱えられて私の講習会にやってきました。それが、祝福の気功を行ったところ、「瞬間で治った!」といってその場で走り出したのです。また、うつ病が治った、意地悪だった職場の上司が優しくなった、阪神大震災で受けた心の傷が癒され体調がよくなったなど、さまざまな実例があるのです。
今までに、だれかからひどいことをいわれたり、悲しい目に遭わされたり、理不尽なことをされたとしても、その相手にも、不遇な子ども時代を過ごしたとか、理不尽なことをする何かしらの理由があったのかもしれません。大きな気持ちで包み込み、相手を理解してあげましょう。そして、すべては自分の精神的な成長につながったと、恨まずに相手を祝福してみましょう。嫌な人、嫌な思い出をありのままにすべて受け入れられること。これがほんとうの強さなのです。
すべてと調和して一つになる天人合一は、今生の目標です。この境地に至ることができれば、そこには真の愛と慈しみがあり、英知と至福があり、真の平等と秩序があります。
今生の目標というくらいですから、早々至ることができる境地ではありません。
ですが、あせりは禁物です。ゆっくりと着実に進みましょう。気功の「功」という文字には、「時間をかけて練り上げる」という意味もあります。
-------------- ここまで
これを読んだ直後に、私は歩いて買い物に出た。そうだ、歩きながら「祝福の気功」とやらをやってみよう。歩きながら、母の顔を思い浮かべる。私が帰ればいつもうれしそうだから、母の笑顔はすぐに思い浮かぶ。「あなたのことを、ただ、愛しています」と唱える。そして、父。旦那、弟、子どもたち。義父母…と。
何だか、涙が出てくる。ヤバいヤバい。工事の交通整理のお兄さんが不思議そうな顔して、こっちを見ている。でも、妙にすがすがしい気持ち。これ以上、涙が出るとヤバイので、途中でやめた。
やってみて、笑顔がすぐに浮かぶ人と、浮かびづらい人がいることに気付く。子どもたちの笑顔は「どれにしよう」とよりどりみどり。どの笑顔もかわいい
笑顔が浮かびづらい人は、やはり、苦労した人のような気がする。ああ、でも、義母は苦労した人だけど、満面の笑顔がすぐに思い浮かぶなぁ。あの人は立派だ…とあらためて思う。
今日は途中で終わっちゃったけど、また、折にふれ、祝福の気功をやってみよう。こんな簡単なことで、「幸せのエネルギー」を送れるなんて…。世界は愛に満ちている。
