月日の経つのは本当にあっという間。ぽやんとしてると、先に記事をアップしてからすぐに1週間、2週間と経ってしまう。目先のことに追われて、読みかけだった本もどこまで読んだんだっけ…とか、書きかけの記事もどこまで書いたんだっけ…となってしまう。
さて、先の記事 吉野信子さんのカタカムナの言霊 の吉野さんは、カタカムナ発見者の楢崎皐月氏とその後継者宇野多美恵氏の『相似象学会誌』を全巻購入して勉強を始めるも、その中に吉野さんの求めるものは無かったことに気付く。そして、こうなったら自分で答えを見つけ出そうと決意する。その時のことをこんなふうに書いている。
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私は考え抜いた末に、もう誰にも頼らず、1人で初めから自分自身で答えを見つけ出そう!と決意したのです。そして、すべてのカタカムナ関連本を段ボールにしまってガムテープを貼り、押し入れにしまいました。そしてノートを取り出すと、まずは、48文字の「ヒ」とは何か・・・と寝ても覚めても考え出したのです。この音が何を表しているのかを探るために、まず、「ヒ」がつく言葉をずらりと並べました、光、火、日の本、日の丸など、思いつくかぎりすべて出し切ったところで、「これらすべての言葉の中にある共通概念は何だろう?」と自分に問うてみます。そうすると、「根源から出る」という答えがパッと頭にひらめきました。
次に、とりかかったのは、「ク」です。「ク」のつく言葉としては、来る、管、倉など、近寄って来る、引いて手元にたぐり寄せるといったイメージが共通していることから、「引き寄る」という意味に仮定しました。
このようにして48声音符1文字1文字について、言葉の持つ意味を」集約したひと言をあてはめていきました。
これは自分でも不思議な感覚で、頭をひねって考え出したという感じではなく、「ひらめく」のです。2ヶ月くらいで48声音符のすべての思念を発見し、使いやすいように一覧表にまとめました。
中略
2012年にこの思念表を作ったときに、運用していく中で矛盾や齟齬が出てくれば改訂すればいいと思ってとりあえず暫定版としましたが、現在まで使い続けている中で、矛盾が発見されたことは一度もなく、様式は変えたものの内容はそのままのものを現在でも使っています。
あらためて、ひらめきとか直感というものは、本当に間違っていないのだと感じています。「直感に従え!自分が答えを知っている」というのは真実だと思います。
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これが吉野さんのカタカムナ48音の思念表
48音、全てについてこれだけの表を作るってすごいことだと思う。
そういえば、はせくらみゆきさんのおとひめカードっていうのもあったな…と思い出す。偶然、他の目的で借りて来ていたこの本にありました。船井勝仁・はせくらみゆき著「お金の価値を変えるのは日本だ!チェンジ・マネー」
この本、10年前の本ですね。この本を借りてきたら、タイムリーに、何やらお金のトラブルの話を聞くことが続いた。友人のお母様が還付金詐欺にあったとか、お金を失う話ばかり…。これは「お金のことも、学びなさい」ってことだな…と解釈。話がそれた。
で、はせくらさんのおとひめカードがこちら(写真が斜めですみません)。はせくらさんは吉野さんのカタカムナ研究にとても影響を受けていたということを、どこかのブログ記事で読んだ。
おとひめカードについてこのように説明されている。
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現在制作中のこのカードは、日本語五十音が持っている一音一音の響きを、固有の振動波(周波数)として捉え、その周波数の持つエネルギーの特質を短い言葉で表したものです。
表し方は三段階に分かれ、素粒子レベルのエッセンス訳(量子場)、原子レベルのキーワード訳(共振場)、細胞レベルのワンワード訳(象徴語)として、段階が上がるについれて情緒的な言葉になって表すことが出来ます。
なお、エッセンス訳のベースになっているのは古代文字であるカタカムナであり、このカタカムナのソースは、もともとは宇宙文字であり、音標記号です。
また、キーワード訳のベースになっているのは、古代の人々- 旧石器から続く縄文の人々が捉えたであろう音の概念です。
そしてワンワード訳のベースになっているのは、それらのエネルギーフィールドを俯瞰した時に感じられる象徴的な言葉を、一語の英語と日本語で表したものです。
これらの言葉やイメージは、私が数年かけて、瞑想と直観の中で、繰り返し出てきたものです。
ただ、それだけでは識別が不十分だと思い、その後、言語学、人類学、哲学、科学等の学術的検証を重ね、志を同じくする仲間たちと共に、実験、実証を続けてきました。
最初の構想から12年、とうとう時満ちてかたちとして表すことが出来ました。
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はせくらさんのおとひめカードは訳が3つあるけれど、今回はカタカムナをベースにしたエッセンス訳というものに注目してみよう。吉野さんの思念表とはせくらさんのおとひめカードのエッセンス訳を見比べていて、本当にぞわぞわぞくぞくしてきた。別個の人間がそれぞれ直観、瞑想、ひらめきで得た概念。それが驚くほど一致している。それも一つ一つの音に対して…というかなり抽象的なもの。
「これは何ですか?」
「はい、鉛筆です」
という誰が見ても、それしか答えがないでしょ…っていうレベルのものじゃない。
それぞれの音に対して、こんな意味があるという。
「あ」から「ん」まで並べてみる。はせくらさんと吉野さんで異なるところは行を変えてそれぞれ書いている。それ以外のところは全く一字一句同じ。
「あ」 : 感じる 生命
「い」 : 伝わるもの 陰 (はせくら)
伝わるもの 陰 5次元 (吉野)
「う」 : 生れ出る
「え」 : うつる(移る・写る・映る)
「お」 : 奥深い
「か」 : 力(ちから)
「き」 : エネルギー 気
「く」 : 引き寄る
「け」 : 放出する
「こ」 : 転がり入る 転がり出る(はせくら)
転がり入る 転がり出る 9次元(吉野)
「さ」 : さえぎり 励起 活性化(はせくら)
さえぎり 差(吉野)
「し」 : 示し 止(はせくら)
示し 現象 死(吉野)
「す」 : 一方方向に進む
「せ」 : 引き受ける
「そ」 : 外れる
「た」 : 分かれる
「ち」 : 凝縮
「つ」 : 集まる
「て」 : 発信 放射
「と」 : 統合 止まる(はせくら)
統合 10次元(吉野)
「な」 : 核 重要なもの(はせくら)
核 重要なモノ 7次元(吉野)
「に」 : 圧がかかる(はせくら)
圧力(吉野)
「ぬ」 : 突き抜く 突出(はせくら)
突き抜く 貫く(吉野)
「ね」 : 充電する 充たす
「の」 : 時間をかける
「は」 : 引き合う
「ひ」 : 根源からの出入り(はせくら)
根源からの出(入) 1次元(吉野)
「ふ」 : 増える 負(はせくら)
増える 負 2次元(吉野)
「へ」 : 辺縁 外側(はせくら)
縁 外側(吉野)
「ほ」 : 引き離れる(はせくら)
ひき離す(吉野)
「ま」 : 受容 ゼロポイント(はせくら)
受容 需要(吉野)
「み」 : 実体 本質(はせくら)
実体 光 3次元(吉野)
「む」 : 拡がり見えなくなる 誕生(はせくら)
広がり 6次元(吉野)
「め」 : 指向 思考 芽
「も」 : 漂う
「や」 : 飽和 穴に入る(出る)(はせくら)
飽和 8次元(吉野)
「ゆ」 : 湧き出す(はせくら)
湧き出る(吉野)
「よ」 : 新しい 陽(はせくら)
新しい 陽 4次元(吉野)
「ら」 : 場
「り」 : 離れる
「る」 : 留まる 停止する(はせくら)
留まる 止まる(吉野)
「れ」 : 消失する
「ろ」 : 空間(はせくら)
空間 抜ける(吉野)
「わ」 : 調和
「ゐ」 : 存在
「ゑ」 : 届く
「を」 : 奥に出現する
「ん」 : かかる音の意味を強める(はせくら)
掛かる音の意味を強める(吉野)
という具合で…、ほぼ等しく、若干違う言葉があっても、意味は似通っていたりする。すごいわぁ…とため息が出た。ひらめきを授けてくれたところは同じだからなのでしょうかね。
はせくらさんが吉野さんの影響を受けているとは言え、彼女は宇宙から答えが降りてくる方なので、このお二人がこうやってそれぞれの音の意味をほとんど同じように捉えているっていうことは、もう、これは正解!なのだろうと思わざるを得ない。
はせくらさんが「言葉」というものの意味を次のように記している。
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なぜこの「おとひめ翻訳法」で日本語以外の言葉でも翻訳可能なのかということについて説明しておきましょう。
それは森羅万象あらゆるものは振動しており、それぞれ固有の周波数を持っているから、というのが回答になります。
これらの周波数(振動数)を、ヒトという振動体(脳波や心電図も取れる)が無意識でキャッチして、共振共鳴をした響き(振動)を人の可聴域(20~2万Hz)で受けとめ、音として表したものが、声となり、言葉となっていったわけです。
なので、たとえ民族や言語、文法や綴りが違っていたとしても、「振動による共鳴現象を、可聴域の音に変換する」というプロセスは同じなので、対象物や概念が同一であるならば、言葉が違っていたとしても、映し出されるニュアンスや本質が一緒になってしまう、というわけなんですね(こう考えると、たとえ人種、性別、風土は違っても、私たちがこの星で、同じ空気を吸い、人間として生を受けている限り、やはり同じ「仲間」なんだなぁとじわじわ嬉しい気持ちが湧きあがりますね)。
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言葉についてこんなふうにまじめに考えたこともなかったし、そんなことを書いてある本を読んだこともなかった。最初に言葉があって当たり前だった…。そういえば、はせくらさん、ナオキマンさんとのYoutubeでこんなこと言ってたっけ。
「昔の人が、山を見て”やぁー”とか言ったかもしれない」と…。それが言葉の始まりと。確かに、どうして、空を「そら」と言うのか、海を「うみ」というのか、そんなシンプルなこと考えたこともなかった。
そして、日本語のことをこんなふうに記している。
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私はこの文章を日本語で書いています。
日本語で考え、書き、言葉を紡いでいます。
そして私たちは日本人が語る言葉はすべて、当然日本語でのコミュニケーションなのです。
たとえそれが、凶悪犯人であろうが、大僧正であろうが、皆、同じなんですね。
そして、どうもこの日本語が宇宙から見ると、ものすごいパワーソースのようなのです!
まず、まだ通常の科学では認められてはいませんが、直観情報という「未科学」によりますと、自然界を統括する4つの大きな力(重力、電磁気力、強い核力、弱い核力)と母音は共振共鳴しており、日本を話すということだけで、森羅万象の調えに一役買っているということなのだそうです。
「あー」という振動 重力 (グラビトン)
あ音が持つ量子的精神波動 愛
「いー」という振動 電磁気力(フォトン)
い音が持つ量子的精神波動 光
「うー」という振動 4つの力の統合
う音が持つ量子的精神波動 ワンネス
「えー」という振動 弱い力(ウィーク・ボソン+・-)
え音が持つ量子的精神波動 進化
「おー」という振動 強い力(グルーオン)
お音が持つ量子的精神波動 絆
私たちが話す日本語は、たとえ母音以外の言語(あいうえお以外)でも、すぐに母音に移り変わるので、ただ発語するだけで、話すだけで、大自然のリズムと響き合い、宇宙進化に寄与していたのです。驚きですよね。
そのうえ、日本語の響きは、他の言語(例えば英語は2000~12000Hz、フランス語は1000~2000Hz)に比べて低周波(125~1500Hz)で振動しているという特徴があります。
この中には、精神性と創造力が高まり、生命場を活性化させるという「ソルフェジオ周波数」が多く含まれているため、情緒性や論理性、直観力、生命力等がはぐくまれやすいという特徴があります。
この周波数を含んでいるのは全世界的言語のうち、なんと、日本語のみなのです。
日本語は、人類が言葉を獲得したプロセスをそのまま踏襲した言語であったということです。
これは何を意味するかというと、言葉というのは、そこにある民族や共同体、文化、思想の総体でもあるので、人類発祥時からの歴史が包含されているのであれば、私たちが話しているのは、語るDNAの生きた遺産だったということになります。
また、脳の形態も原始的な脳の処理様式のままだそうで、自然界の音も人間の声と同じように言語脳で処理されることから、自然を我が一部として捉えやすく、いつの間にか調和的な考え方が普通になってしまうことなのです。
なぜそれが可能だったのかというと、日本は島国であり、その比較的外部の影響を受けにくい環境が幸いしてか、今まで一度も侵略されなかったということが大きいようです。
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以前にナオキマンさんとの対談Youtubeで、みゆきさんこんな風に話しておられた。
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日本語というのはもともと自然発生音と呼ばれているものからできた。と言われていて、自然発生音というのはどういういことかというと、生きていく中で自然とこう出てくる…擬音語みたいな感じ。
この原日本語はおそらくオノマトペと呼ばれているその形ではなかったかと言われているようです。
その自然があって、それに反応した声があって、その声を重ねると言葉になるでしょう。最初は一音かもしれない。で、セットになる。
古代の人は山を見て、「やぁ~」と言ったかもしれない…
そうすると、それがやがて言葉の元になるんですけれども、自然発生で出てくる言語だとこの対象物と出てくる音っていうのが近いので、それが、この音を出すことで、この対象物の状態も変わっていくって言って、後に言霊信仰となっていくわけです。
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日本語がもともと自然発生音と呼ばれるものからできているのであれば、自然の音をそのまま言語脳で処理する(虫の音を言語脳で処理する)というのも、頷ける話だと思う。以前に、日本語脳は鳥のさえずりも風の音もメッセージとして受け取る という記事にも日本語脳の特性をメモしたけれど、そもそも日本語の成り立ちがこういうことであれば、とてもわかりやすい話ではなかろうか。
この世界を見始めて、ますます、ああ、知らない事がまだたくさんあるのだなぁと思わされる。吉野さん、はせくらさん、お二人とも親しみをこめて敬称は「先生」ではなく、「さん」づけで書いているけれど、本当にいろいろと学ばせていただけるのはとてもありがたい。感謝です。