第643回「黄金の15年(60~75歳)②」 | たけちゃんのセカンドライフ

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再任用をせずに定年退職後は自由気ままに生活をしたい。そんな私の退職前と退職後の生活を綴っていきたいと思っています。

今日は3月13日(水)です。天気は曇☁。昨日12日(火)は一日中雨☂でした。昨日12日は、妻の誕生日でした。
思い起こせば2年前のこの日は、妻の誕生日と合わせて私の退職祝いを娘たちが祝ってくれました。

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あの日から2年早いものです。
今年はというと… お昼に「かつ時」

 

私は「かつ時ランチ」、妻は「かつ姫ランチ」、娘(三女)は「特選ランチ」を頂きました。



 

「かつ時ランチ」です(笑)

 

夜は、娘がケーキを買ってくれて…

 

そして、娘たちからのプレゼント


 

「ささやか」ですが、「幸せな一日」でした。

さて、前回の続きです!
25万部を超えるベストセラーになった『定年後‐50歳からの生き方、終わり方』(中公新書)を読み、「ネットサーフィン」をして、この本に関連する情報を色々見て私が感じたこと!

ー老後資金は前半に厚く見積もる
75歳以降になると、のどこかしこが不自由になって行動が制限され、食も細くなる。また、生活費は今よりもかからなくなると思われるので、「黄金の15年」に多めの資金をかける「前厚マネープラン」にしたほうがいいと思いました。



 

ー自分がやりたいことをやる 勤めていた時代に身に着けた能力を生かす
これまでは「家族」、「会社」、「社会」のためにと、自分のことを後回しにしてきた。だから、定年後は「自分のやりたいこと」を中心にするという、本書の考え方に賛成!します。
「勤めていた時代に身に着けた能力を生かす」ために「働く」というのはあり!だと思います。が、私にはその気力はありませんし、ストレスの方が多くなってしまうと思っています(笑)



 

ー何もすることがない!ならば、何もしなくてよい!
何も予定がないことを苦痛に感じる人もいると思います。ことさら「黄金の15年」人生の勝負!などと言われると、「何が何でもしたいことを見つけてやらなければいけないの?」といった強迫観念に駆られてしまいそう。
しかし、「無理して何もしなくてよい!」のでは?

「何もしなくてもいい幸せ」を楽しめばいいと思います。本書では「能動的に動くこと」の価値がことさら強調されていますが、私はそうは思いません。
定年してまで「したくもないことを無理してする必要はない」し、「何もしない」ことが「自分のやりたいこと」であってもよいのではないかと思います。

コントロールできる人生・できない人生
人生には、自分で自分のことを簡単にはコントロールできない時期と、自ら裁量を発揮できる時期があると著者は言います。
定年までの会社人生はコントロールできないリハーサルの時期、「定年後」からが本番でコントロールできる時期であるという主張ですが、私も確かにそうだ!と思います。

ー定年延長と年金支給開始年齢の将来
定年は、かつて55歳でしたが、1998年60歳に、2025年65歳に。(公務員は2031年)
年金支給開始は、かつて55歳でしたが、1973年男性60歳2000年女性も60歳に。2026年男性65歳2031年女性も65歳に。
これからは、人口減少少子高齢化がますます進み、労働力確保年金制度の維持は、ますます困難になります。

2021年(令和3年)4月1日から高年齢者雇用安定法が改正され、70歳までの就業機会確保の努力義務が設けられました。
ひょっとして近い将来、定年という制度そのものがなくなるかもしれません。

      

 

 

2024年(令和6年)実施される可能性がある年金制度の法改正では、支給開始年齢68歳にする試案が出されているようです。
ひょっとして近い将来、支給開始年齢70歳になるかもしれません。

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もし70歳定年となれば、そこからの「定年後」黄金期5年?になってしまうのでしょうか?
年金支給開始もどんどん遅れると、ほとんど受けとらぬうちに寿命が来てしまい、保険料の払い損になってしまうのか?
70歳まで働けば、確かに老後資金の心配は少なくなるかもしれない。け・れ・ど…
 
最後に…
私の同級生や身近な先輩知人有名人60代~70代前半での突然「死」を目の当たりにしたとき、いつも思うのは「後悔はなかったのだろうか?」ということ。
確かに、自分はそんな心配をよそに、意外にも「ひょうひょうと長生き」してしまうかもしれません。ただ、そうなったらそれなりに、細々と生きていけばよいだけのことでは?

「ハッピーリタイアメント」などという言葉は、「死語」になってしまうのかもしれませんね。
現役世代子どもたち将来を考えると、何とも言えない「やるせない気持ち」になりました。

 

なんだかまとまりのない感想ですが、以上です!(笑)