3月12日は妻の誕生日だ。妻とは8つ年が離れていると言ったが、
3月生まれなので、5月生まれの私と8つ差になるのはわずか2ヶ月。残りの10ヶ月は9つ差になる。

ホワイトデーと2日しか離れていないので、いつも誕生日と一緒にお祝いしている。

妻が22歳、私が30歳の時の5月に結婚した。このことはブログ第88回「60年間を振り返る⑩勤務地2」に書いた。

 

 

また、ブログ第17回「妻に捧げたい曲 心の瞳」には、「私も結婚して30年になる。3人の子どもに恵まれ、今は3人とも大学を卒業して自立した。楽しいこともあったが、つらいこともたくさんあった。妻と二人で助け合って乗り越えてきた。というより、自分にとってはもったいないほどの妻のおかげで、今があるのだと思う。」とも書いた。

 

 

今、ここ数日、このブログ「60年間を振り返る」で、自分の人生60年間を振り返っているのだが、これまでの人生の、実に半分を妻と過してきたわけだ。

よくもまあ、こんなつまらん男に尽くしてくれたと思う。

昨年4月に亡くなった私の母「こんなんのどこがいいん?」と妻に聞いていた。
そう言われた妻は、なんとも返答のしようが無かったらしい。
心の中で「あなたの子どもでしょ?!・・・」と思っていたそうだ。

自分の人生のただ一つの成功は、妻と出会えたことだ。
去る2017年「結婚25周年の時は、思い切ったサプライズをした。
かつてプロポーズをした、懐かしのフランス料理店である、神戸の「北野クラブ」を予約し、そこへなにげに妻を連れて行ったのだ。
二人で待っていた三宮駅に、「北野クラブ」クラシックカーが迎えに来たとき、妻は驚きの表情で、なぜ自分がここに連れてこられたかを理解した。

高級なディナーを食べていると、突然、店内の照明が落ち音楽が流れて、「バースデーケーキ」が運ばれてきた。


そこには、「Happy Birthday そして25年間ありがとう」の文字。
とても心のこもったお店のもてなしに、妻は喜んでくれた。
「北野クラブ」は25年前と同じだった。本当に素敵なお店だ。
プレゼントは「ブルガリのP-ゼロワン」ピンクゴールドのネックレス。
かなりかなり頑張った。

 

あれからもう5年が経った。今年は結婚30周年
娘たちも全員集まり、みんなで「ふぐ料理」のフルコースを食べに行くことにした。
ところが、妻の誕生日祝いだけと思っていたのに、何と! サプライズで娘たち

は、私の退職祝いも準備してくれていた。

 


 

娘たちから、EXETIMEの「旅行ギフト」のプレゼントをいただいた。


ほんとに幸せで、胸がいっぱいになった・・・
私は妻に、「CHANELのハンドクリームとリップのセット」を贈った。

決して高価ではないけれど、せめてもの気持ち・・・

毎年、「花束」を贈っていたのだが、ここ数年「何もいらないよ」というので、ケーキを食べるくらいだったが、せっかくの結婚30周年だ。

私が定年を無事に迎えられるのは、妻がいてくれたおかげ。これからも感謝の気持ちを忘れず、慎ましくも慈しみあい、楽しい日々を共に過していきたい。