今日14日(火)は、不安定な天気🌞&☁&☂で、が強くて冷たかった
昨日、いつものようにウォーキングをしていると、懐かしい人を見かけた。


 

「ひょっとして?」と思い、声をかけてみると、間違いなく昔の職場の同僚の方だった。
76歳になったらしい。以前にもまして健康そうに見えたので、「お元気そうですね!」と言うと、
「とんでもない。脳梗塞も心臓の手術もしたし、血管もボロボロでいつ死んでもおかしくないんだ」というようなことをおっしゃった。「びっくり!」である。成人したお子さんも何かといろいろあるようで、心身共に疲れているようだった。

冗談だとは思うが、「死ぬ前に会えて良かったです」と、少し哀しそうに半笑いしながら、おっしゃった言葉が切なかった・・・
数分間立ち話をして別れた後、妻に「人生いろいろだなあ・・・。元気な人だったんだけどなぁ。76歳というと自分もあと15年だなぁ」と言うと、妻は「本当にいろいろだね・・・」と返した。

どこで聞いたのか忘れてしまったが、人は死ぬとき「楽しかったこと」しか思い出さないそうだ。
もし、そうだとしたなら、これは、ありがたいことだ。
死ぬ間際に、「嫌なこと」「苦しかったこと」しか思い出さないとしたら嫌だから・・・

逆にいうと「楽しい思い出」をたくさん作った方が良いということ。そういう意味では定年後恵まれた時だと思う。
「楽しい思い出」自由に作れるわけだから。

例えば「旅行に行く」にしても、皆が集中して行く年末年始やゴールデンウイークに行く必要もないし、何と言っても価格が安い時期に行けるのだから、定年後恵まれていると思う。

 

私が「旅行に行く」訳は、とてもシンプル。それが自分にとって最も「楽しいこと」だから。
こう言うと、一部の人は旅行なんて「お金」があるから行けるのであって、老後の「お金」も足りないのに、行けるわけがないという人もいると思う。本当にそうだろうか?

日本人は真面目すぎると思う。なぜこんなに真面目なのだろう?
日本人はいつも「準備」をしている。
高校の時は大学の、大学の時は就職の、定年に備えての老後資金の準備、そして最後はお墓の準備。
葬式の時の決まり文句は「これからという時に・・・」で終わり。

確かに、「お金」はあった方が生活も困らない贅沢もできる。
でも、「お金」だけでは、決して「幸せ」にはなれない。
それは、「お金」は、あくまで「手段」でしかないからだ。

だから、考え方逆にしなければいけない
「お金」があるから「できる」のではなく、「やりたいこと」最初にあって、そのために必要な「お金」どう工面するかを考える。足りない場合は、働いて「お金」を貯めることも必要になってくる。

 

できない理由を考えて、例えば「お金が足りない」などと、「言い訳」して諦め、「自分には無理だ」「自分にできるはずがない」と信じた人は、絶対にいつまでも「やりたいこと」はできない。
「やりたい」「できるかもしれない」「自分はきっとできる」と思うことが、「できた」という結果につながるのだ。

以前、ブログ第21回「そのうち」にも書いたが、

 

相田みつをは、こうも言っている。


私はどんな人生を送りたいか? 

その目標「悔いのない人生を精一杯生きること」
そのために、「やりたいこと」「楽しいこと」をやる。
ありがたいことに「お金」は十分とは言えないが、家はあり、子どもも手から放れ、仕事も退職し、時間のゆとりもある。
今こそ「やりたいこと」「楽しいこと」ができる時なのだ。

その「やりたいこと」「楽しいこと」の一番が「旅行に行く」ことなのだ。
今まで数回、国内旅行・海外旅行をしているが、それは全部、自分の人生で貴重で「楽しい思い出」になっている。
特に、非日常が最も強い「海外旅行」の体験は、インパクトがあると感じている。

「楽しいこと」をすれば自然に「笑顔」になる。
「笑顔」にはすばらしい効用がある。「笑う」ことで「免疫力」アップするのだ。健康を増進させ、老化を遅らせ、寿命を伸ばし、癌の予防にもなる。

みなさんにとって「楽しいこと」とは何でしょう。