昨日26日(金)は、朝方から、曇り☁ ただ、最高気温は31℃で暑かった。
まだまだ暑い・・・ 妻とスターバックスへ行った。
目的は山梨のブドウのフラペチーノ。しかし、その店には置いていなかった😂
仕方なく、自分はモカチップ、妻は抹茶クリームのフラペチーノを注文した。
一番小さいヤツそれぞれ478円で2つ合わせて税込み1051円!
無職無収入には、これは高っっ!!
もう行くまい。しかし、客は多い。裕福な人が多いのね~
昨日26日(金)の午後は、ブロ友さんの一人「ゆう」さんの記事の影響を受けて、「八日目の蝉」を見た。
角田光代の小説が原作であり、NHKでドラマ化され、2011年に松竹配給で映画化された。
2012年第35回日本アカデミー賞では10冠を獲得。
不倫相手の子供を誘拐した女・希和子(永作博美)の3年半の逃亡劇と、事件後、大人になった子供・恵理菜(井上真央)の葛藤が描かれている。
ほかに小池栄子や森口瑤子、田中哲司など実力派俳優が出演している。
自らが母親になれない絶望から、希和子は不倫相手の子・恵里菜を誘拐し、わが子・薫として育てる。
4歳になり初めて実の両親の元に戻った恵理菜は、育ての母・希和子が誘拐犯であったと知り、心を閉ざしたまま成長する。
やがて21歳になった恵理菜は妊娠するが、その相手もまた家庭を持つ男だった…。
希和子は誘拐犯であり、決して許されないことをしたのは確か。
しかし、なぜか希和子の気持ちがわかってしまう・・・
それは身勝手な男に人生を狂わされた希和子に同情してしまうからかもしれない。
「希和子と薫がこのまま平穏に暮らしていけたらいいのに」と、「薫が大人になって希和子が罪を償った今、再会できればいいのに」とまで、思ってしまう・・・
希和子が警察に捕まり薫と別れるシーン。
「この子はまだご飯食べてないんです!よろしくお願いします・・・」と希和子が叫ぶ・・・
薫が最後、希和子との写真を見るシーン。
希和子が出所後、その写真を持ち帰ったと聞いた薫が外に飛び出して大声で泣いて、気付く。
「愛されていたんだ、確かに自分は愛されていたんだ」ということを・・・
この2つのシーンが心に刺さり、涙が溢れてしまった。
薫が自身の不幸で憎む対象としていた2人の母親と父親。
しかし、本当は誰もが自分の幸せを願っていたという事に気づき、自らに授かった新しい命に、ありったけの愛情を与えようと決意する。
重苦しかった人生に、最後に少し光明が見え、少し救われた・・・
いろいろ考えさせられる作品だった。
赦してはいけないのかも知れない・・・が・・・心が震えた・・・