ハンバーグ | くまま魔の食卓

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可愛いお皿を買ったので、可愛いハンバーグを乗っけてみました。
美味しいわん♪
 
 
何週間か前に、NHKの「ここがずれてる健常者」という番組を見ました。
日頃、健常者の行動を“ありがた迷惑”だと感じつつも、思いを口に出せずに胸に秘めてきた障害者たち。この番組では、そんな健常者にモノ申したい障害者100人が大集結!
 
という、最初、ちょっとビックリしちゃうくらいの番組でした。
 
日本では、健常者は障害者に親切にしなくてはいけない、みたいな教育をされているので、結果的に“ありがた迷惑”になってしまっている現状が多いようです。
 
番組を見ていて、私が思ったのは、障害の程度は本当に人それぞれだし、やってもらって嬉しかった、嫌だったというのは、その人の性格にもよると思うんです。
 
やみくもに、なんでもかんでもお手伝いしないとけいない、とかじゃなくて、出来ない所をサポートする、助けを求められたらサポートする、というスタンスが一番良いんだろうなと。
 
これが実際には、なかなか難しいことなんですけどね。
 
でも、とにかく、障害者は可哀想な人だから優しくしてあげよう、という考えは間違っていると思います。
 
そうやって変に優しくされたって、嬉しくないと思うし。
 
…数年前に、仕事で聴覚障害の人とかかわったことがあるのですが、大変失礼ですが、ビックリするほど傲慢な方でした。
仕事はメールで進めていたので、全く支障はなかった…というか、最初は障害の事は全然知らずにやり取りをしていたんですが、あまりにも無理難題を言ってくるので、出来ないと断ると、
「障害者に対してそういうことを言うんですか?」
と言われました。
「障害者だからってバカにしてるんですか?」
という言葉も何度も出てきました。
 
なんだか、本当に悲しくなりました。
これじゃあ、自分から障害者を差別してください、って言っているようなものですよ。
 
悲しいことに、実際にこういう方は他にもいると思います。
っていうか、障害があるなしに関係なく、性格は人それぞれだって事ですよね。
 
そもそも、障害者と健常者の線引きって?という問題があって、それも番組の中でちょっと話題に上がったけども、それを言っちゃうと今この番組が成り立たないからと、この時はスルーされてしまったけども、実は本当はこれが一番の問題だと思うんですよね。
 
明確に区別しようということでは、障害者手帳を持っているかどうかって事なんでしょうか、実際には障害があっても申請していない人も多いでしょうし、逆に、手帳を持っているけども、日常生活にはほとんど支障のない人もいますよね。
私は、側弯症で背骨がかなり曲がっていますが、障害者になるのかな?
精神疾患や、脳の障害は、さらに区切りが不明確ですよね。
 
だから、障害者とか健常者とかいう概念自体がおかしなものであって、不自由な部分を補い合えばよい話ですよね?
 
前に、テレビか雑誌で見かけたんですが、
「あなたは目が悪いからメガネをかけていますよね?僕は、足が悪いから車イスに乗っています。それだけのことです。」
という言葉、まさにその通りですよね。
 
はっきり言って、心身ともに全く健康な人なんてほとんどいないわけで、そういう意味ではすべての人が障害者なんじゃないでしょうか?
健常者なんて、いないんですよ。