【問題】
あいさつとお辞儀の仕方で間違っているのはどれでしょうか?
①あいさつは、お辞儀と同時にす
る。
②お辞儀は、すっと頭を下げ、上体
を起こす時はゆっくりと。
③頭を下げたところで少し止める。
【答え】
あいさつをするときは、メリハリあるお辞儀をつけます。
言葉とお辞儀を分ける分離礼、語先後礼が基本です。
<イラスト・藍原真由>
つまり、まず言葉をかけ、それからお辞儀をするのです。
従って、間違っているのは①です。
あいさつがすばらしいと、相手の心に強く残るものです。
あいさつ(挨拶)の「挨」は心を開く、「拶」はその心に迫るという意味があります。つまり、あいさつというのは、自分から心から開き、勇気を持って相手に近づくこと。良好な人間関係には欠かせないアプローチです。
あいさつのポイントは四つです。
あ=明るく、相手の目を見て声をかけます。
い=いつでもしましょう。したりしなかったりムラのあるあいさつは、
相手に気を使わせます。
さ=先にあいさつ、先手必勝です。
つ=続けてお辞儀。30度が中礼です。
あいさつは、考えてするものではなく、反射神経として実行したいものです。
日常生活から正しくあいさつをする習慣を身につけましょう。
